平塚市に「ベジタマ紙芝居」と読み聞かせDVDを寄贈しました

教養学部芸術学科デザイン学課程の池村明生教授のゼミでは、神奈川県平塚市の地産地消PRキャラクター「ベジ太」と「ひらつかタマ三郎」が登場する「ベジタマ紙芝居」と読み聞かせ動画を製作。2月18日に池村教授とゼミ生3名が平塚市役所を訪問し、紙芝居6セットとDVD40枚を落合克宏市長に贈呈しました。「ベジタマ紙芝居」は昨年度、本学が協力する「平塚市民・大学交流事業」の一環として、平塚市農水産課の依頼を受けて池村ゼミが製作し、市内の保育施設を訪問して読み聞かせの活動を実施していました。今年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響によりこの活動が中止となったことを受け、読み聞かせを動画に編集してDVD化し、保育施設に配布しようと企画。紙芝居も新たに作り、市内の各図書館に寄贈することになりました。

18日には、紙芝居の絵を担当した安藤梨佐さん(4年次生)と、動画を編集した信田梨乃世さん(3年次生)、ナレーションを担当した久保田珠水さん(同)、池村教授が平塚市役所を訪問。落合市長に紙芝居の内容や製作過程でのエピソードを紹介し、DVDの上映会も行いました。落合市長は、「コロナ禍でもできる形で子どもたちの食育に協力してもらい、とてもありがたく思います。これからも東海大学と平塚市が手を取り合い、地産地消を推進していければ」と感謝の言葉を送りました。安藤さんは、「昨年、紙芝居の読み聞かせで市内の幼稚園を訪問した際に、子どもたちはとても興味を持ってくれました。地元でどんな野菜が採れるのか、楽しんで学べるつくりになっています」とコメント。信田さんは、「動画編集の経験はなかったけれど、一人でも多くの子どもたちに見てもらいたいという気持ちで取り組みました。コロナ禍でもう紙芝居を見てもらえないのではと不安に思っていたので、今回DVDを届けることができうれしく思います」と語ります。久保田さんは、「知り合いの農家の方から平塚市産の小松菜をもらうことが多く、いつもおいしくいただいています。地元でどんな農産物が採れるのか、子どもたちが学ぶきっかけにしてもらいたい」と期待を寄せました。