2021年度春学期に大学院総合理工学研究科総合理工学専攻(博士課程)を修了したタイからの留学生であるケマチャト ケマヴサノさん(指導教員=情報理工学部情報科学科・内田理教授)に9月22日、博士(工学)の学位記が授与されました。ケマヴサノさんは、25日に湘南キャンパスで挙行された春学期学位授与式の前に帰国する必要があったため、この日に湘南キャンパス4号館で特別学位授与式として執り行われました。山田清志学長が修了証を、内田教授が記念のメダルを授与し、門出を祝いました。
ケマヴサノさんは在籍中、内田教授の研究室で災害情報提供システムに関する研究に励み、「Study on Automatic Support System at the Time of Disasters for Foreigners in Japan」(日本に滞在する外国人向け災害時自動支援システムに関する研究)と題した博士論文を提出。帰国後はメー・ファー・ルアン大学情報工学部マルチメディアテクノロジー&アニメーション専攻で講師を務めます。授与式では、「東海大学で博士の学位をいただけて大変光栄です。帰国後も研究に励みます」と話していました。