竹村准教授がICTイノベーションフォーラムで研究成果を発表しました

情報理工学部コンピュータ応用工学科の竹村憲太郎准教授が10月7日、千葉市の幕張メッセ国際会議場で開催された「ICTイノベーションフォーラム2015」(主催:総務省)で研究成果を発表しました。このフォーラムは、最先端の情報通信技術の研究開発がもたらすイノベーションの可能性を提示し、その情報を共有するとともに参加者同士の意見交換の場を提供することを目的に毎年行われています。今回は、昨年度まで同省が採択した研究プロジェクト77件の代表者が、その成果についてポスターセッションで紹介するとともに、口頭発表しました。

2012年度から14年度まで、同省の「戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)」の採択を受けて研究に取り組んだ竹村准教授は、「角膜表面反射画像を用いた注視点・注視対象推定の研究開発」をテーマに発表。カメラを搭載したメガネ型の装置を用いて、人の角膜に映った画像から注視した対象の情報を得る研究について解説し、「装置に使うカメラの種類や数を工夫して精度を高めるとともに、小型化・ポータブル化も目指してきました。当初は片目のみでしたが、両眼に映った画像を同時に検出することで、より精度の高い情報を取り出す研究にも取り組んでいます」と報告しました。

竹村准教授は、「多くの専門的な質問があり、これまでの取り組みを振り返るよい機会となりました。この技術は、車などを運転する際の安全装置や、防犯カメラの精度向上にも役立てられます。SCOPEの採択期間は終わりましたが、研究はまだまだスタートしたばかりです。今後も地道にデータを蓄積し、装置の実用化を目指していきたい」と語りました。