情報メディア学科

情報理工学部

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スマホ、SNS、VRなど、情報メディアはさまざまな形で私たちの生活に溶け込んでいます。本学科では、情報メディアのコンテンツ開発技術とその流通の技術について学び、最先端の研究に取り組みます。そして、開発者や技術者、研究者として、社会をリードする人材を育成します。

研究室紹介

内田研究室

[研究テーマ]
災害情報システム、ソーシャルメディア、自然言語処理、モバイルアプリケーション、画像処理

自然災害の被害を軽減するための情報システムの研究・開発

内田研究室が開発した災害情報共有システムDITS。自治体や学校の防災訓練などでも利用されている

 「安全・安心・快適な社会を情報メディア技術で実現しよう」をモットーにさまざまな研究に取り組んでいます。現在は「災害情報処理」に関する研究、特にTwitterなどのソーシャルメディアを用いた災害情報共有システムの構築や災害情報の可視化、パーソナル化に関する研究に注力しています。内田研究室が開発したDITS(Disaster Information Tweeting System)は、災害情報を位置情報や写真付きで簡単にTwitterに投稿するシステムで、自治体や学校の防災訓練などでも利用されています。現在は、日本国内のみならず東南アジアを中心とする諸外国の研究機関とも共同で研究・開発を進めています。研究室には留学生もたくさん在籍しています。

内田 理 教授
博士(工学)
[専門分野]
災害情報処理、
ソーシャルメディア
[学歴]
電気通信大学大学院
情報システム学研究科

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辛島研究室

[研究テーマ]
人の特性評価と特性に基づいた
インタフェースの評価・デザイン

社会技術システムの効率性と人
への優しさの両立を目指します

鉄道各社の指定席券購入サイトを学生と共にユーザビリティ評価し改善する

 社会技術システムはユーザーやそのステークホルダーである人の特性に十分配慮できていないために、人に負担、疲労、ストレスを与え、時として人を危険にさらす、人に優しくないものとなってしまっているケースが散見されます。研究室ではこのようなシステムの問題を特にシステムのヒューマンインタフェース(インタラクション)に存在する問題と捉え、人に優しいインタフェースか否かを人の特性に基づき評価しています。また評価に利用できる新たな人の特性についても研究しています。さらに効率性と人への優しさを兼ね備えたシステムを実現するためのインタフェースデザインについても研究しています。

辛島 光彦 教授
博士(工学)
[専門分野]
人間工学、
ヒューマンインタフェース、
ユーザエクスペリエンス
[学歴]
早稲田大学大学院
理工学研究科

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柴田研究室

[研究テーマ]
映像メディアやディスプレイの人間工学的評価、3D映像やXR(AR/VR/MR)の教育や医学への応用

人の特性に基づいた機能的な
メディアの活用を考える

AR/VRが学習場面でどのような効果を発揮するのかを実践的に検討

 人の心理特性や生理特性、行動特性などに着目して、メディアテクノロジーの効果的な活用に関して研究しています。スマートフォンをはじめ、映像メディアやディスプレイは、今や私たちの生活に欠かせませんが、ユーザーが快適かつ機能的に使えることが重要です。そこで、本研究室では、見やすいコンテンツのデザインや、疲労や負担が生じにくいインタフェース、メディアを活用する効果などについて、人間工学の視点から研究を進めています。研究室での評価実験や学校での授業実践、手術室での臨床評価などにより、快適で機能的なメディア環境の構築を目指しています。

柴田 隆史 教授
博士(国際情報通信学)
[専門分野]
人間工学、視覚工学
[学歴]
早稲田大学大学院
国際情報通信研究科

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濱本研究室

[研究テーマ]
バーチャル環境における空間認知と生体反応、VRの応用システム、医用画像処理

人にやさしい情報環境を実現するインタフェース技術

看護学生が聴診を学習するためのVRシステム。CGの患者の胸部に触れると触覚と共にその場所の聴診音が聞こえる

 スマホを初めて手に取ったときのことを覚えているでしょうか? マニュアルなど読まずとも何となく使えましたよね? このような、人にとって利用しやすい情報環境を実現するには、人の経験や五感、行動や認知の特性などを理解することが重要です。バーチャルリアリティ(VR)は、そんな情報環境を実現する重要な技術の一つです。濱本研究室では、VRと人との関係について、VR酔いやバーチャル環境における空間認知などを通じて研究するとともに、医療や教育などの分野への応用について研究しています。医学部をはじめ多くの学部や内外の大学との共同研究も活発に行っています。

濱本 和彦 教授
博士(工学)
[専門分野]
認知科学、
バーチャルリアリティ、
医用画像
[学歴]
東京農工大学大学院
工学研究科

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藤川研究室

[研究テーマ]
光インターコネクション/空間光通信への適用を目指した光結合デバイス、裸眼で見える体積型立体表示システム

光テクノロジーを情報通信と
3Dディスプレイの研究・開発へ生かす

作製した光結合デバイスの光学特性を計測している様子 (左)。螺旋状回転スクリーンに投影した立体像 (右上、右下)

 主に2つのテーマに関する研究を行っています。電気配線における伝送速度などの限界を乗り越えるため、電気配線の代わりに光を用いる光配線用の「光機能デバイス」の研究を行っています。髪の毛よりも細い光ファイバの先端に直径10μm(1/100mm)程度のマイクロレンズや、用途に応じてさまざまな形状の素子を提案/試作しています。また、臨場感の高い立体像を投影する「体積型表示システム」を研究/開発しています。人間の目が持つ残像特性を利用しており、特別なメガネが不要で、立体像を横からも後ろからも見ることができます。エンターテインメントや工業デザイン分野への応用を目指しています。

藤川 知栄美 教授
博士(工学)
[専門分野]
光エレクトロニクス、
光通信用デバイス、
3Dディスプレイ
[学歴]
豊田工業大学大学院
工学研究科

前田研究室

[研究テーマ]
画像表示装置と材料、特に電子ペーパーとその表示材料、ディジタル情報を記録できる金属材料 など

ディジタル情報を表示するための装置・材料を研究しています

電子ペーパー技術を用いたディジタル時計を背景に

 ディジタル化された情報は、物質から解放されることにより、膨大なデータを迅速な速度で伝えることが可能になりました。一方で、私たちは二進法で記述されたディジタルデータを直接理解できるわけではありません。人とディジタル情報をつなぐヒューマンインタフェースの役割がますます重要になっています。当研究室では、ディジタル情報を記録・表示する媒体の側から情報メディアについて研究しています。例えば、二千年にわたり情報の記録・表示の媒体としての役割を担ってきた紙に学び、電子ペーパーやディジタル情報を書込んだ金属材料などを研究対象としています。

前田 秀一 教授
Ph.D.
[専門分野]
電子ペーパー、
画像形成装置・材料、
画像処理
[学歴]
University of Sussex,
Molecular Science

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丸山研究室

[研究テーマ]
AI・ビッグデータに対する意識調査、情報倫理・モラル教育、プログラミング教育

情報社会の問題を考える

プログラミング教室に参加した小学生と保護者の意識や態度の調査を実施

 情報システムの活用は、社会生活を便利にするとともに、さまざまな問題・議論を引き起こし、人々の間に格差や分断をもたらす可能性も指摘されています。インターネット上の誤りや偏りのある情報により、人々のつながりが阻害されことがあります。さらに、人工知能(AI)やビッグデータ利用に対して危険性や不安を感じる人もいます。情報社会における問題に対する人々の意識や行動を明らかにすることにより、どのような考え方や態度(情報モラル)が必要とされるのか、また、情報システムを活用し豊かな社会生活を送るためには、どのようスキルを身に付ければよいのかを考察していきます。

丸山 有紀子 教授
博士(理学)
[専門分野]
メディア教育、
情報モラル、
情報社会
[学歴]
お茶の水女子大学大学院
人間文化研究科

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宇津研究室

[研究テーマ]
安心・安全のための情報システム、災害時ネットワーク、ソーシャルデータ分析

情報分野からの安心・安全な
社会づくりを目指します

ソーシャルメディアの情報の分析を学生と共に取り組む

 地震などの大規模災害が発生した際、電話やインターネットといった情報通信インフラが普段のように利用できなくなり、大きく混乱します。最近では大規模災害の発生後、被害情報の収集や共有、被災者の安否確認のため、インターネットの情報を活用することが注目されています。そこで、災害情報や安否情報を共有するための情報システムについて研究しています。また、近年では新型コロナウイルス感染症の流行が世界に大きな影響を与えています。そして、ソーシャルメディアの一つであるTwitterに感染症に関する情報が数多く投稿されています。このような投稿の分析を行い、情報のトレンドについて研究しています。

宇津 圭祐 准教授
博士(工学)
[専門分野]
情報ネットワーク、
情報システム
[学歴]
東海大学大学院
総合理工学研究科

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小坂研究室

[研究テーマ]
胎動提示可能な妊婦体験システムの開発、新生児育児体験シミュレータの開発

役立つエンターテイメント
システムの研究

小坂研究室が開発した胎動スキャナー。妊婦の胎動を計測して可視化して共有することができる

 小坂研究室ではVR技術やデバイス技術を用いて、私たちがが快適にコンピュータと接することができるインターフェースの研究を行っています。また、実世界に作用するシリアスゲームの研究にも力をいれています。ゲームは「楽しいだけで役に立たない」と思われているもしれません。しかし、ゲームの楽しさを正しく導くことで学習効果が高い学習システムを作成することができます。ゲームを用いて偏食を克服するシステムや、ゲームを用いて掃除の仕方を学習する研究も行っています。

小坂 崇之 准教授
博士(工学)
[専門分野]
エンターテイメント
コンピューティング、
ゲーミフィケーション、
デバイスプログラミング、VR
[学歴]
金沢工業大学大学院
工学研究科

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安本研究室

[研究テーマ]
メディアアートの表現技術の研究と制作、身体性を有するxRシステムとコンテンツ

さまざまなメディアを応用した
表現の研究と制作を行います

3Dスキャンと3Dプリントを繰り返して制作するResonantIrregularities

 

 メディアアートと聞くと難しそうに聞こえますが、例えばゲームもメディアアートの一つに分類されることもあり、既存のメディアに縛られず、人の心を動かす表現と捉えることもできます。研究室ではコンセプト、表現技法を学んだ上でさまざまな技術と組み合わせ、アートだけでなくコンテンツも制作しています。アートでは3Dスキャナと3Dプリントを組み合わせ、機械に作家性を獲得させた立体造形や、CTやMRIなどの医療情報を用いた映像の彫刻などがあります。コンテンツだと、身体性を重視したものを中心に取り組み、フィジカルeスポーツ、本物の弓を使った弓デバイス、子ども向けのアトラクションの制作などがあります。

安本 匡佑 准教授
博士(映像メディア学)
[専門分野]
メディアアート、
xR
[学歴]
東京藝術大学大学院
映像研究科

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茂木研究室

[研究テーマ]
ディジタルコンテンツ制作技術、映像制作、キャラクター・シナリオ・演出の制作技術、CGアニメーション制作技術

映像コンテンツ制作支援手法と
支援システムの研究・開発

クリエーターの暗黙的知識をデータベース化し、プレプロダクション工程における制作支援手法の開発を行っている

 

 本研究室では、映画、ドラマ、アニメ、ゲームなど映像コンテンツのシナリオ・キャラクター・演出の研究をしています。映像コンテンツ制作においてシナリオとキャラクターは作品の柱となる非常に重要な要素です。
 キャラクターは映像コンテンツの外面的役割を担い、シナリオは内面的役割を担います。演出はシナリオとキャラクターをつなぎ、作品の見せ方を決めます。これらの制作はクリエーターのセンスや経験という暗黙的知識に依存する部分が多く、作品に合わせた設計や試行錯誤が容易ではありません。そこで、シナリオ・キャラクター・演出の制作手法の体系化を目指し、クリエーターの暗黙的知識を形式知化することで、今までにない制作支援手法や支援システムの開発を行っています。

茂木 龍太 講師
博士(メディアサイエンス)
[専門分野]
ディジタルコンテンツ制作技術、
キャラクター・シナリオ・
演出の制作技術、
CGアニメーション制作技術
[学歴]
東京工科大学大学院
バイオ・情報メディア研究科

4年間の学び(カリキュラム)
取得可能な資格

《 資格取得に有利 》
基本情報技術者/CGクリエイター検定/CGエンジニア検定/WEBデザイナー検定/マルチメディア検定 など

卒業後の進路

夢ナビ×東海大学

情報理工学部情報メディア学科 柴田先生による
「未来の教室での情報メディア活用」についての
ミニ授業です。
下記URLからご覧ください。
https://douga.yumenavi.info/Lecture/PublishDetail/2021000814?back=

情報メディア学科ニュース

情報メディア学科の特色

情報メディア技術の基礎から応用までを実践的に学べる

CG、VR/AR、ゲーム、メディアアート、ヒューマンインタフェースなどの「メディアコンテンツ」分野の実践的な開発スキルを、豊富な実習科目を通して学習します。 また、メディアコンテンツのグローバルな流通に欠かせない、インターネット、SNS、ネットモラル、電子ペーパーなどの「メディアコミュニケーション」分野に関する広範な知識について、講義・ディスカッションを通して身に付けます。


学生が授業・研究にアクティブに参加できる

メディアコンテンツ・メディアコミュニケーションの専門分野別に設置された科目の中から、自分の興味・関心に応じて選択し受講することができます。コンピュータを利用した実習を通して、CG、VR/AR、ゲームなどのコンテンツ開発やWebプログラミングなどを体験し、実社会で役立つスキルを身に付けることができます。また、ディスカッションを通して、技術者として必要なコミュニケーション能力の向上を図ります。


情報メディアに関する最先端の研究に取り組める

メディアコンテンツ分野の研究室では、バーチャルリアリティーの医療への応用、人間工学に基づいたシステム、学校教育における3Dディスプレイの活用などに関する研究を行っています。また、メディアコミュニケーション分野の研究室では、SNSを流通する情報の分析やSNSの防災への応用、インターネット利用のリスクとネットモラル、デジタル情報を表示するための装置・材料などに関する研究を行っています。

東海大学ならではの教育システム

国際的な視野を育成