学生が全日本マイクロマウス大会で特別賞を受賞しました

情報理工学部コンピュータ応用工学科の舩戸恒宏さん(3年次生)が11月20日から22日まで、東京工芸大学厚木キャンパスで開催された「第36回全日本マイクロマウス大会」のマイクロマウスクラシック競技・フレッシュマンクラスで、特別賞を受賞しました。これは、自動で走行するロボットのハードウェアとソフトウェアを製作し、大会が用意した迷路をクリアするタイムを競うもので、コースの広さや難易度によって競技とクラスが分かれています。

舩戸さんは、1辺が2m88㎝の正方形内に作られた迷路の走破記録を争うマイクロマウスクラシック競技に出場。同競技のコース未完走者を対象としたフレッシュマンクラスの予選で、90台以上の中から勝ち上がり30台で競われた決勝に進出。2分50秒のタイムを残し、記録では上位に入ることができませんでしたが、オリジナルの要素が多く盛り込まれた機体が審査員から高く評価され、特別賞を受賞しました。

舩戸さんは、「来年は研究や卒業論文の作成などで忙しくなってしまうため、今回が最後のチャンスでした。悔いの残らないようにモーター制御の機構を工夫することで、ほかのロボットよりも600g以上軽量化しました。また、シャシーも一から自作し、素材の選択からこだわり抜きました。タイムには満足していませんが、これらの取り組みを評価していただき、とても励みになりました。大会で培ったものづくりの知識を、現在取り組んでいるインターフェース分野の研究に役立てます」と話しました。

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