大学院生が計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会の優秀講演賞を受賞しました

大学院工学研究科情報理工学専攻2年次生の加藤寛之さんが、このほど「計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会」優秀講演賞を受賞しました。この講演会は、高機能化・複雑化するシステムの諸問題を解決するべく、全国の産官学の研究者や技術者が集結して講演や討論を行うものです。

加藤さんは竹村憲太郎准教授(情報理工学部)の指導のもと、直感的なインターフェースの実現を目指し、アクティブ骨伝導センシングについて研究しています。昨年12月15日から17日に札幌市で行われた同講演会では、「能動的振動入力による触覚フィードバック可能な手形状の推定」について講演。手首に装着したリストバンド型のデバイスから特定の振動を出力し、身体を伝搬する振動を計測することで、手の形状を9割近く推定できると発表しました。加藤さんは、「発表の際に使用したスライドに画像を増やし、研究内容をよりわかりやすく説明できました。今回の受賞を自信にして、これからも研究を続けていきたい」と話していました。

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