情報理工学部が「科学研究費助成事業獲得に係わる学部等報奨金」を獲得しました

情報理工学部がこのほど、本学の「科学研究費助成事業獲得に係わる学部等報奨金」を獲得しました。この取り組みは、研究者および大学の研究力を示す重要な指標の一つとなる文部科学省の科学研究費助成事業における「保持率」が最も高い学部・センターを顕彰し、さらなる研究力向上につなげることを目的に今年度から実施しています。本学部は、科研費の保持率が45.0%と学内で最も高い値を記録。1月8日に山田清志学長から黒田輝学部長に表彰状が贈られました。

黒田学部長は、「科研費は大学としての研究力を測る指標であり、教員・研究者にとっては外部から導入する研究費としてもっとも重要なものです。学部としても科研費獲得を重要視しているので、先生方の研究に割く時間が増えるようにさまざまな改革をしてきました。また、研究力を上げるためには大学院生の力も必要になるため、学部生時代から大学院への進学を意識づけるようにもしています。今回の表彰は各先生の努力があったからこそであるとはいえ、保持率はまだ決して高い数字ではありませんし、大学全体としても保持率を上げていかなければいけません。今後も先生方に自由な研究を続けてもらえるような環境の充実を図り、さらなる保持率の向上を目指していきます」と語りました。

研究推進部の長幸平部長は、「科研費を多く獲得している大学ほど世界ランキングの順位も高くなるなど、大学の国際競争力の観点からも研究力の向上は重要です。今後も採択件数の向上を図るため、さまざまな施策を展開し、大学全体の機運を高めていきたい」と話しています。

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