「2020年度入学者歓迎式」を開催しました

清水キャンパスでは4月5日に、「2020年度入学者歓迎式」を開催しました。昨年度、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で式典が挙行できなかった新2年次生の入学をあらためて祝うとともに、今後の学生生活への新たな一歩を踏み出す機会にしてもらおうと実施したものです。

当日は約480名が出席し、冒頭では山田清志学長からのビデオメッセージを放映。英語で歓迎のメッセージを伝えるとともに、「これからは、感染防止に万全を尽くしながら大学に来られる機会を今まで以上に設けますので、授業だけでなく、友人との語らいやイベントへの参加などを通じて、キャンパスライフを謳歌してください。一人でも多くの皆さんに東海大学に来てよかったと思ってもらえるような環境づくりに努力してまいります。皆さんからもさまざまな提案をお待ちしています」と話しました。

続いて、山田吉彦静岡キャンパス長が登壇し、「昨年度は、コロナ禍でさまざまな不安や悩みを感じることがあったかもしれません。ただ、皆さんが本学の海洋学部を選んだことに間違いはありません。なぜなら、海とともにあるキャンパスや独自の調査研修船、水族館を持ち、海を学ぼうとする志を生かすフィールドは、この場所以上にはないからです。明るく前向きに、悩みや不安があれば声に出して相談をしてほしい。清水キャンパスの教職員は皆さんとともにいます。充実したキャンパスライフを送りましょう」とあいさつ。また、海洋学部の齋藤寛学部長は、「今回の歓迎式は決して長い時間ではありませんが、教職員が一丸となって皆さんをあらためて歓迎するために準備を進めてきました。今日という日が、皆さんの学生生活のスタートだと感じる人もいると思います。ぜひ残りの3年間を充実したものにしてください。そのために私たちも全力でサポートしていきます」と語りました。

式典の最後には、折戸学生会の3、4年次生が登壇。代表してあいさつに立った執行委員会の米山慶亮さん(海洋学部3年次生)が「大学生活は自由にあふれています。興味のある授業を選び、好きなアルバイトをし、友人たちと趣味に打ち込むこともできます。ぜひ、多くの挑戦をしてほしいと思います。友人や教職員の皆さんの助けを借りることも忘れないでください。ただ、自由の裏側には自己責任が存在します。私たち折戸学生会は皆さんに、充実した大学生活を送ってもらうため、大学を盛り上げるためのさまざまな活動を展開しています。興味のある人や不安を感じている人は気兼ねなく相談してくだい」と話しました。
式典に参加した2年次生は、「今回のような式典が開催されると聞いたときは、とても驚きました。あらためて大学生活を充実させたいと感じました」「これまではなかなか友人づくりができませんでしたが、今年度はキャンパスに来る機会も増えると思うので、たくさんの友人をつくりたい」と目を輝かせていました。