医学部看護学科が「2024年度海外研修説明会」を実施しました

医学部看護学科では4月12日に、「2024年度海外研修説明会」をオンラインで実施しました。国際的視野を養うことなどを目的として本学科が開講している「ハワイ語学研修」「デンマーク研修」と、本学独自の教育プログラム「海外研修航海」について、国際交流委員の教員が昨年度の様子を交えながら概要を説明。1年次生から3年次生29名が参加しました。

1年次生が対象の「ハワイ語学研修」は、8月21日から31日までアメリカ・ハワイ州にあるハワイ東海インターナショナルカレッジ(HTIC)を拠点として実施します。ネイティブ講師による授業で看護に関する英語や英会話を学修し、HTICに隣接するハワイ大学西オアフ校の学生たちとの交流やホームステイにより英語によるコミュニケーション力の向上を図ります。また、医療施設の見学や現地のナース・プラクティショナーとの交流を通じてアメリカの医療・看護制度についての理解を深めます。

2、3年次生が対象の「デンマーク研修」は、東海大学ヨーロッパ学術センターを拠点に、8月26日から9月6日まで行います。今年度は、本学科と学術交流に関する包括協定を締結しているデアコネス大学で看護学に関する授業を体験し、学生と交流。現地の保健医療関連施設の見学などを通じて、福祉先進国といわれるデンマークの医療・看護・福祉制度を学びます。

全キャンパスの学生が対象の「海外研修航海」は、本学の海洋調査研修船「望星丸」で、2月から3月にかけて南太平洋など海外諸国を巡ります。寄港地の学生との交流や船上スポーツ大会などのアクティビティーを通じて、異文化理解や環境保護、協調性に対する意識を高めます。

国際交流委員長を務める吉野純子准教授は、「特に『ハワイ語学研修』『デンマーク研修』は、現地の医療や看護を体験的に学んで視野を広げるとともに、看護英語や英語によるコミュニケーション力を高める機会にもなります。ぜひ多くの学生に参加してほしい」と話しています。