医学部医学科の学生が3月2日から8日まで、「ハワイ英会話集中プログラム」(Intensive English Program for Medical Students)を受講しました。このプログラムは、グローバルな視点を養うとともに、英語によるコミュニケーションスキルの修得や医学英語へのアプローチ、海外での医療活動の動機付けを図ることを目的として、ハワイ東海インターナショナルカレッジ(HTIC)を拠点に展開しています。今回は、本学科の1年次生から3年次生8名と神戸大学の医学部生3名の合計11名が参加し、本学科から2名、神戸大から1名の教員が引率しました。
期間中、毎日午前中に実施したHTICの教員による英会話の授業では、グループディスカッションや1分間の即興スピーチで会話力や表現力を高めるとともに、効果的なプレゼンテーションの方法を学修。各自が設定した発表テーマの内容をブラッシュアップしてスピーチの練習を繰り返し、最終日にその成果を披露しました。午後のアクティビティーでは、ハワイ大学ウエストオアフ校のプレ・ナーシングプログラムの授業を見学し、日本語を学ぶ学生と交流。聖ルカクリニックの見学や現地で活動する日本人医師のレクチャーを通じて、ハワイの医学教育や診療活動、医療英語の修得法に関する学びを深めました。


小林雅さん(2年次生)は、「医師には、高度な知識や技術はもちろん、困難な状況にも逃げずに立ち向かう強い意志が求められます。医学生としてその覚悟を持つとともに自分の弱さを克服するため、あえて苦手な英語に挑戦しました。積極的に議論に参加できるようになったのは、親身に指導してくださる先生方と仲間のサポートのおかげです。質疑応答に至るまで納得できる内容で最終日のスピーチを終えられたことは、大きな自信につながりました。“国境を超えて、必要な人に必要な医療を届ける”という目標に向けて、医学も英語も研鑽を積んでいきます」と話していました。
指導する谷口俊恭教授(基礎医学系分子生命科学領域)は、「最初は躊躇しながら英語を話していた学生たちも、プログラムが進行するにつれて次第に打ち解けて積極的に英語を話すようになり、最終日には素晴らしいスピーチを披露してくれました。一人ひとりの成長の過程を間近で見ることができ、大変うれしく思います。他大学の学生とも刺激し合い、有意義かつ楽しい研修になりました。本研修での学びや刺激を糧として今後も英語学習を継続し、将来は国際的な医療人として世界に貢献するよう願っています」と語っています。


