伊勢原キャンパスで6月27日、28日に開催された「第34回日本臨床環境医学会学術集会」の実行委員を、医学部医学科基礎医学系生体構造学領域の教員が務めました。医学や生物学、工学、物理化学、建築学、疫学といった多分野の専門家が所属する同学会では、環境汚染や環境アレルギー、化学物質過敏症、シックハウス症候群といった環境関連の健康問題の解決に取り組んでいます。今回は、「シン・ワンヘルス」をテーマとし、東京女子医科大学附属足立医療センターの平久美子氏が会長、本領域の寺山隼人准教授が副会長、清島大資講師が実行委員長、永堀健太講師が副実行委員長を担当。多くの研究者らが参加し、活発な議論が展開されました。
本学からは、ライフサイエンスや老化学が専門の石井直明名誉教授(元・健康学部教授)が、「災害時にも応用可能な粉末性銀イオン製剤の特性評価と環境衛生応用」と題して研究成果を発表。室内環境学や皮膚ガス学が専門の理学部化学科・関根嘉香教授は「改正健康増進法下における加熱式たばこ使用環境の管理と曝露評価」というテーマのシンポジウムに登壇し、「加熱式たばこ専用喫煙室における室内環境と非喫煙者曝露の評価」と題して講演しました。また、坂部貢名誉教授(元・医学部長、副学長)が市民公開講座の座長、木村穣名誉教授が一般講演の座長を担当したほか、佐藤勉客員教授と寺山隼人准教授がランチョンセミナー、清島大資講師と永堀健太講師がポスター発表の座長を務めました。
このほか、多くの研究者が口頭やポスターで研究成果を発表。最後に、臨床環境医学の発展に寄与する優れた成果を報告した研究者に「会長賞」「奨励賞」が授与され、盛会のうちに終了しました。


