感染症関連情報の配信システムを開発しました

新型コロナウイルス感染症の動向に関するホームページ公開

東海大学医学部基礎医学系分子生命科学と東海大学理学部数学科では、研究プロジェクト「地域へのリアルタイムな感染症関連情報の配信技術の開発」を実施しています。これは、新型コロナウイルス感染症の動向についての情報を、市区町村単位で、視覚的にわかりやすい形で配信することをめざした研究です。このたび、東海大学の学生・教職員だけでなく、地域の方々にとって役立つコンテンツを提供するために、ホームページを公開しました。名称は「リアルタイムな地域への感染症関連情報の提供サイト」です。

 現在公開しているコンテンツは、神奈川県と東京都を対象とした、市区町村単位での新型コロナウイルス新規感染者数のコロプレスマップです(下図)。コロプレスマップとは、統計値により色を塗り分けた地図のことです。これにより、自宅や職場周辺での感染動向を直感的に理解することができます。都道府県単位での集計データでは見えなかった地域差が明らかになり、感染リスクの正確な評価に役立つと期待しています。このほかにも、ツイッターからのニュース抽出などの開発中のコンテンツがあり、これから順次公開していきます。

「リアルタイムな地域への感染症関連情報の提供サイト」は、こちら