伊勢原市民を対象に「健康バス測定会」を実施しました

体育学部生涯スポーツ学科の学生が9月15日に伊勢原市の東高森団地集会所で、大学院医学研究科ライフケアセンターが伊勢原市役所健康づくり課との協働で実施している「健康バス測定会」に参加しました。市内に在住する国民健康保険者の健康診断の受診を促進し、健康意識を高めてもらおうと、本学が展開する地域連携事業「To-Collaboプログラム」の「ライフステージ・プロデュース計画 スポーツ健康事業」の一環として行ったものです。今年は市内にある複数の自治会を対象に5月から月に1回測定会を開催しており、移動には例年同様本学所有の天ぷら油で走るバス「天ちゃん号」に「健康バス」などのステッカーをつけてイベントを宣伝。今回は約65名の地域住民が参加し、本学科の学生1名と、チャレンジセンター・病院ボランティアプロジェクトの学生2名、教員らが運営をサポートしました。

測定は、「血圧」「血管年齢」「体組成」「骨量」の4項目について実施し、学生らが市の職員とともに各ブースの受付や測定を行いました。参加した地域住民からは、「年に一度病院で行う定期健診より詳しい内容で測定してくれました。車に乗らない人や足を悪くしている人も多いので、自治会の集会所に来てもらえるはとてもありがたい」といった感想が聞かれました。指導にあたる石井直明教授(東海大学スポーツ医科学研究所)は、「毎回多くの方にご参加いただいていますが、特定健康診断を受けるべきなのに受けていない人はまだまだたくさんいるのが実情です。この活動をきっかけにして、普段からクリニックや病院を利用する人が増えることを期待しています」と語りました。

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