湘南キャンパスで活動する男女バドミントン部の選手が、10月6日から12月1日までの毎週火曜日に秦野市総合体育館で開催されている「ナイターバドミントン教室」でコーチを務めています。この教室は、秦野市スポーツ協会が地域住民の健康維持と競技普及を目的に毎年開催しているものです。
今年度は20代から60代までの地域住民17名が参加。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、マスクの着用や換気、アルコール消毒などを徹底する中で、1回目から5回目の教室では初心者クラスと中上級クラスに分かれてレッスンを実施。選手たちは初心者クラスでラケットの持ち方やサーブの打ち方など基礎的な技術を教え、中上級者クラスではネット際に上がってきたシャトルを打ちこむ「プッシュ」や「スマッシュ」など試合で生きる高い技術をレッスンしています。6回目以降は全員で試合形式の練習も予定しており、講師を務める女子バドミントン部の乾英奈主将(体育学部4年次生)は、「新型コロナウイルのス感染拡大を受け、社会的に運動する時間や人とコミュニケーションをとる機会は減っているので、参加者の皆さんには少しでも楽しんでもらえるように練習メニューも工夫しています」と話します。
バドミントン部は関東大学連盟2部に所属していますが、今年度は新型コロナの影響で春秋のリーグ戦が中止に。乾主将は、「私たち4年次生は出場する大会がなくなってしまいましたが、今回のような形で競技を通じて地域貢献ができてうれしい。教室が終了しても、バドミントンを好きでいてもらえるように今後も頑張ります」と笑顔を見せていました。