「東海大学就職支援セミナー」を開催しました

政治経済学部では1月25日から28日と2月6日に「東海大学就職支援セミナー」を開催しました。企業の採用活動が3月から本格的に始まるのを前に、エントリーシートの書き方から面接の受け方まで一連の流れについて実践的に学び、内定獲得に生かしてもらおうと毎年開講しています。今年度は新型コロナウイルス感染症の拡大を受けてWEBでの開催に変更し、12月に続いて2回目となった今回は6名が参加しました。

学生たちは1月25日から28日の間に3時間のオンデマンド講座を受講して就職活動の基本的な知識やオンラインでの採用試験の対策などを学び、エントリーシートを作成。2月6日のWEBビデオ会議システム「Zoom」を使った講座では、講師を務めるキャリアコンサルタントの加瀬道也氏が、「面接では人事担当者も”どういう学生か”と関心を持っています。いい学生だと思ってもらえるように表情や態度、あいさつや素早く反応することが大切です」とアドバイスを送りました。続いて行った3名ずつのグループ面接練習では、自己PRや学生生活で頑張ったことを披露したあと、面接官役を務めた加瀬氏と学生が気になるところを質問。面接を受けた学生たちは回答に詰まる場面がありながらも、加瀬氏から「言いたいことを整理して深めるとより相手に伝わる」といったアドバイスを受けてよりよい回答を探していきました。

昼食休憩をはさんだ後は15分ずつの個人面接練習を行い、加瀬氏は「コロナ禍でどんな学生生活を送ってきたか、何を感じたかといった質問や、SDGsなどの時事問題についても聞かれることも増えています」と話し、「自己分析をきちんとして、自分の強みや弱み、これまでどういう経験をして、学んだスキルや知識を社会人になったらどう生かせるかをきちんと理解したうえで面接やESで思いを伝えられれば通ります」とエールを送りました。最後に、オンライン面接の際のマイクの使い方のほか、背景やライトの使い方についてもアドバイスがあり、学生たちはメモを取りながら熱心に話を聞いていました。