経済学科に竹内文英教授が着任しました

政治経済学部経済学科に4月1日から、竹内文英教授が着任しました。竹内教授は国際経済学が専門で、中でも国際的な景気循環とアメリカ、ヨーロッパ、アジアの各地域での経済問題をテーマにした地域研究を対象にしています。このうち国際的な景気循環では、2008年のリーマンショックなどの経済現象が各国の景気に与えた影響や各国の景気変動が世界経済に与える影響、景気変動を起こす要因が歴史的にどのように変化しているのかを分析しています。また地域研究では、ヨーロッパでは経済状態や文化の違うユーロ圏の各国が単一通貨を導入したことで生じている摩擦や、アメリカで通貨危機が生じた要因、2000年代に途上国が大きく成長したアジア地域で、近年成長に陰りが見えつつある要因などについて研究しています。

竹内教授は、「若い学生たちには必ず可能性があると思います。どんなことでもいいので、実社会の中で自分なりに興味を持てるテーマについて熱意を持って掘り下げていってほしいと思います。もちろん教員自身が研究に熱中している姿を見せることも大切です。私自身もしっかり成果を出しながら、学生の熱意をサポートしていきたい」と話しています。

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