政治経済学部では、４月30日に湘南キャンパスで４年次生対象の就職セミナーを開催しました。本学部では、定期的に就職支援講座を開いているほか、ゼミ単位で教員と人材コンサルタントの石毛利雄氏（株式会社石毛企画代表取締役）による個別指導を実施するなど、学生の就職支援に力を入れており、ゼミ在籍者の９割以上が内定を獲得しています。今回の催しは、石毛氏を講師に迎えて文学部と共催したもので、両学部の学生約50名が参加しました。
開催にあたって本学部の前田成東学部長が、「学部長としては、すべての学生が就職できなければうれしくありません。ここにいる皆さんが楽しく社会で活躍できる。そんな日が来てほしいと願っています。そのための第一歩は、先生の話をよく聞くことから始まります。ぜひ頑張ってください」と激励しました。
その後、石毛氏が登壇。本学が企業の社長になっている卒業生の数で日本の全大学中６位であることや、学内合同説明会を積極的に開くことで有名な大学であることを紹介。そうした特徴を活かすためにも、積極的にキャリア就職センターを活用するようアドバイスしました。その上で、1960年代から現代までの企業の盛衰に触れながら、現在大企業であるという理由だけでエントリー先を決めてはならないと指摘。自己分析の進め方や効果的な話し方、履歴書を書き、面接を受ける際の基本的な注意事項などを語りました。
参加した学生たちは、「先生の話し方がとてもわかりやすく、面接を受ける時にどのようなことに気をつけながら応対すればいいのかを学ぶことができました」「自己分析をどうやればいいのかで悩んでいたのでとても参考になりました。今日いただいたアドバイスを参考に自己ＰＲの進め方をもう一度考え直します」と語っていました。
