政治学科で1年次生対象の少人数型授業「政治学入門」を開講しています

政治経済学部政治学科では、1年次生対象の入門科目「政治学入門」を少人数のゼミ形式で開講しています。この授業は、専門分野を学ぶ上での基礎的な考え方や知識の習得を目指しており、政治学の入門書の一つ『ポリティカルサイエンス事始め』(有斐閣・伊藤光利編)を1年間かけて読み込みます。その過程を通じて、学生同士で意見を交わし基礎知識への理解を深められるよう工夫しています。

武藤祥准教授のゼミでは、学生たちは各回の授業で取り上げる単元を事前に読み、考えたことをレポートにまとめてメールで提出した上で授業に出席。政治家の資質や役割について学んだ6月11日の授業では、学生の一人が教科書の内容をまとめて発表したのち、全員が順番にレポートのメール内容を発表。その後、武藤准教授が政治家に必要な資質や政権交代の意義、国民の間で議論が分かれる政策を導入する際に政治家に求められる姿勢などについて、学生と議論しながら解説しました。学生からは、「少人数で学ぶため、集中しながら授業を受けることができるので理解も深まります。一つのテーマについて多角的に学ぶことでよりわかりやすいと思う」と好評です。武藤准教授は、「1年かけてじっくり学ぶ中で、基礎知識だけでなく、教科書のまとめ方や発表の仕方、ディスカッションの進め方など、大学生活で大切な力を身につけてほしい」と語っています。

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