政治経済学部では6月23日に湘南キャンパス11号館で、3年次生を対象とした就職支援講座「就活準備ガイダンス」を開催しました。本格的な就職活動が始まる前に就活の流れや心構えを知ることで、1年間を有効に活用してもらうことを目的に実施しました。当日は約400名が参加し、メモを取りながら熱心に聴講しました。
講演に先立ち、本学部の前田成東学部長が、「就職活動のスケジュールが変更になって、早く内定が出ている人と準備が遅く苦労している人に二極化する傾向が見られます。積極的に講座を活用して準備を進めてください」とあいさつしました。
続いて就職情報サイトを運営するキャリアカウンセラーの三浦恵美氏((株)マイナビ)が、就職スケジュールに対応するポイントについて解説。「自己分析や筆記試験対策、業界研究、インターンシップなどが就職活動の柱です。スケジュール変更にともなってインターンシップはますます重視されていますから、夏休みには積極的に参加してください。複数の仕事を並行してこなせる能力は社会人になってからも必要です。授業や部活動などとの両立は大変だと思いますが、就職活動の準備も同時に進めてください」と語りました。
参加した学生からは、「ばく然としていた就職活動でしたが、具体的なスケジュールを聞いて身が引き締まる思いです。まだまだ準備が足りないと実感しました」「公務員志望ですが、スケジュールをうまく調整すれば複数の自治体を併願できると聞いたので少し安心しました」「講座を受けてやる気がわいてきました。自分の強みを考えて、夏休みにはインターンシップに参加したいと思います」などの声が聞かれました。