経営学科の1年次生対象授業「経営学入門演習」を紹介します

政治経済学部経営学科では、大学に入学したばかりの1年次生を対象に少人数型授業「経営学入門演習」を開講しています。この授業は、プレゼンテーションやレポートの書き方など大学での学び方を身につけ、経営学の基礎的知識を身につけるものです。本学科では、少人数でのグループワークを取り入れることで、より主体的に学ぶ姿勢を身につけるとともに、同級生との親交を深め、大学生活によりスムーズに溶け込めるよう工夫しています。

15名程度のグループを1名の教員が指導するゼミナール形式で行う授業では、国内の大学で広く導入教育に使われている『知のツールボックス-新入生援助集』を教科書に使用。久田祥子准教授のゼミナールでは、前半の授業で、各項目を輪読しながらノートテイクやレポートの書き方の基本を学んでいきました。その後、3~4名のグループに分かれて経営学に関係する身近なテーマを設定。「ディズニーランドとユニバーサルスタジオジャパンの比較」や「フォルクスワーゲンの世界戦略」「セブン&アイ・ホールディングスの成長の理由」などについて、久田准教授の指導を受けながらインターネット上に掲載されている経営データや各テーマを扱った分析記事などを読み解き、データの読み方や分析の方法を学んでいます。

7月7日の授業では、グループごとにテーマと仮説を発表した後、各自で調べたデータを持ち寄ってデータをまとめながら、プレゼンテーション用の資料作成に着手。パワーポイントで紹介する際のストーリー展開などについて議論しました。春セメスター最後の授業では、グループごとに分析した成果を発表する予定です。学生たちは、「分析していくのは難しいけれど、自分たちで考えながら分析していくことの楽しさも感じています」「グループワークを通して、授業の中で友人関係を築けるのがいい」などと語っていました。

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