学生チームが神奈川産学チャレンジプログラムで優秀賞を受賞しました

政治経済学部経営学科3年次生の学生チームが、神奈川産学チャレンジプログラムで優秀賞を受賞。12月15日に横浜市内で開かれた表彰式で賞状などが授与されました。同プログラムは、神奈川県内の大学と社団法人神奈川経済同友会に所属する企業、団体とが協同し、産学連携による学生の人材育成を目的とした課題解決型研究コンペです。各大学の学生チームが、企業の抱える経営課題に対して実践的で実効性のある解決策の提案を目指します。今年度は27企業のテーマに県内20大学から256チームが参加。本学からは本学部や文学部から18チームが応募し、5チームが入賞しました。1月12日には湘南キャンパスで学内報告会も実施し、各受賞チームが提案内容をプレゼンテーションしました。

本学科から受賞したのは、亀岡京子准教授のゼミに所属する清水大輔さんと猪俣和也さん、平田諒さん、葛西龍次さんのグループ。株式会社ヨコソーが提案した「誰もが住みたくなるマンションを創り出すためのアイデア」に挑戦し、マンションの維持管理システムについて調べるとともに学生へのアンケート調査や大型マンションの管理組合への聞き取り調査の結果をもとに、住民同士が自宅の不要品を交換してコミュニケーションを深める「リユースルーム」や、管理を請け負っている管理組合が他のマンションと情報を共有する機会を設ける取り組みなどを提案しました。

学生たちは、「最初は建築関係の知識が全くない中での挑戦だったので、受賞が決まったときには本当に驚きました。審査の過程や今回の発表会を通して、他大学や他学科など専門分野の違う人たちのプレゼンテーションから多くのことを学べました」「自分たちになりに勉強し考える過程では、業界の現状や企業の求めるニーズがどこにあるのかなど難問にぶつかりました。その中で想定外のことも出てくることもあり、一連の問題解決の流れを経験できたのが良かったと思います」と感想を話していました。

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