政治経済学部経営学科の岩谷昌樹教授のゼミに所属する4年次生4名が、5月9日に小田急線東海大学前駅南口の本学サテライトオフィスで地域連携講座「駅前研究室へようこそ!」の講師を務めました。日ごろの研究成果を地域の方々に知ってもらい、外部の知見を得て研究の励みにするとともに、プレゼンテーション能力の向上を目的に企画したものです。細野佑太さんと松下耕大さん、渡辺大貴さん、久保田昌道さんが講演し、地域の方々や学生、教員ら約30名が参加しました。
はじめに司会を担当した学生が、企業ブランドについての定義や研究の目的などを説明。続いて、3名の学生がそれぞれの視点で調査・研究した3つの企業についてプレゼンテーションしました。学生たちは、企業独自のブランドに対する姿勢や企業戦略、消費者が抱くイメージ、海外と日本のブランドに対する考え方の違いなどを紹介。参加者からは、企業の将来性や調査方法などについて質問が出るなど活発な質疑応答が行われました。
最後に岩谷教授が「地域の方々の前で研究成果を発表することで、新しい発見や視点を得られたと思います。ご指摘いただいた点も踏まえて、学生たちはさらに研究を進めていくことができます」とあいさつ。学生たちは、「グローバルなブランドとして広く知られている企業だけでなく、自分が興味のある分野でもあまり知名度のない企業についても知ってもらいたいとテーマを選びました。学内では得られない疑問や指摘を受けて、新たな発見がありました」「学外の方の前で発表する機会はあまりないので、分かりやすくプレゼンができるか不安でしたが、貴重な体験ができました」などと話しました。