キャリア教育①「将来の働き方と社会で求められている力を知る」を開催しました

政治経済学部では11月11日から13日まで、1年次生を対象としたキャリア教育①「将来の働き方と社会で求められている力を知る」を開催しました。1年次生の早い時期から就職活動への意識を持ってもらおうと、「ゼミナール1B」の授業の一環で学科ごとに開催したものです。

経営学科生を対象とした11日の講座では、株式会社マイナビのキャリアコンサルタント・中野真木子氏を講師に招きました。はじめに、「大学生になってからの6カ月を振り返ってみる」と題したワークショップを実施。続いて中野氏が正社員と派遣社員の違いなどについて解説し、「正社員の生涯賃金が約3億円なのに対し、派遣社員は約6000万円と言われています。2020年を過ぎると『オリンピック不況』が必ず来ます。特に建設関係はその影響が大きく、銀行もAIを取り入れることで雇用が減っていますが、だからといって安易にフリーターを選ぶのではなく、正社員を目指すほうが将来的には安定します」と話しました。

その後、5~6名のグループに分かれてミッションゲームに挑戦。40枚のカードを配り、30分以内にそれぞれが持っているカードに書かれたヒントをもとに3つの課題の答えを導き出すゲームに取り組みました。振り返りでは、各自がゲームへのかかわり方から浮かび上がった自身の強みと弱みを書いて発表し合い、互いの評価を付せんに書き出したほか、強みを強化する・弱みを補うために必要なこと、大学生活で取り組んでいくべきことをまとめました。中野氏は、「企業は主体性、実行力、発信力を求めています。傾聴力や規律性も大切です」とアドバイスを送りました。

なお、11月18日から20日にもマイナビの講師を招き、キャリア教育②「社会で活かせるワタシを知る」を実施し、より就職活動への学びを深めてもらう予定です。

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