プログラミングコンテスト「Hack U@東海大学」に理学部の学生が参加し受賞しました

東海大学では11月3日に湘南キャンパスで、「Hack U@東海大学」の発表会を行いました。このコンテストは、情報検索サービス「Yahoo!JAPAN」を運営するヤフー株式会社が、社内のエンジニアを対 象に開いているコンテスト「Hack Day」の東海大生版として実施したものです。第2回目となった今年は情報理工学部と工学部、情報教育センターの共催で行い、7月に開いた説明会を経て、 20チームがエントリーしました。10月には2回にわたって同社のエンジニアから直接指導を受ける「技術相談会」も行い、学生たちは約1カ月かけてソフ ト、ハードを問わずオリジナルの作品を製作。そのアイデアや完成度の高さを競いました。理学部からも物理学科3年次生の加藤優介さんが出場。他学部や大学 院生らと結成したチーム「ICT developer team」で製作した「Ripple」がヤフー賞を受賞しました。

発表会では、はじめに情報理工学部の長幸平学部長があいさつ。「Hack Uは、東海大学が掲げる4つの力、自ら考える力、集い力、成し遂げ力、挑み力を育むためのイベントだと思います。若い力で面白いアイデアを発表してくださ い」と語りました。参加チームは、180秒でプレゼンテーションし、審査員に優れた点やこだわった点をアピール。湘南キャンパスの建物をキャラクター化し たシューティングゲームや、周囲の人とつながる新しいSNS、2度寝防止機能付きのスマホアラームなどを紹介し、優れた5つの作品に学長賞や技術賞が贈ら れました。

加藤さんらが製作した「Ripple」は、”あなたに新たなつながりのきっかけを提供します”というテーマで製作した新しいSNSで、半径10メートル以 内でRippleを使用している人に”いいね”を押せるというもの。加藤さんは、「素敵な洋服を着ている、電車でお年寄りに席を譲っているなど、身近なと ころで”いいね”を伝えられるアプリにしました。プログラミングは学科の勉強やインターンシップなどで学んでいたので、先生の勧めもあり、今回は自分の力 を試すいい機会だと思って参加しました。ヤフーの現役の技術者の方々からアドバイスもいただき、斬新な考え方も聞くことができたので、とてもいい経験にな りました」と話しています。

当日の様子はホームページhttp://u.yhacks.jp/tokai2014/内の「発表会アーカイブス」で視聴可能です。

プログラミングコンテスト「Hack U@東海大学」を開催しました