第1回理学部・理学研究科FD合同研究会を開催しました

理学部では7月3日に湘南キャンパスで、「2015年度 第1回理学部・理学研究科FD合同研究会」を開催しました。これは、授業の内容や方法の改善を図り、教育の質向上を目的に実施しているもので、理学部および大学院理学研究科の教職員が出席しました。

最初に理学部・理学研究科の常任FD委員を務める化学科の関根嘉香教授が、研究会の主旨を説明しました。続いて、「自著教科書の採用による効果」をテーマに、物理学科の藤城武彦教授、化学科の岩岡道夫教授、情報数理学科の志村真帆呂准教授が授業での実践事例を紹介。「通常は複数のテキストを参照する実験で、自著教科書を使えば1冊で授業ができて効率的です」「自著教科書の使用についてのデータは少なく、学生から回収した授業アンケートの回答などから、その効果を詳しく調べる必要があります」「必要に応じて教科書の内容が修正できるのもメリットのひとつ」などの報告がありました。参加者からは、「自著教科書には実験の結果まで掲載していますか?」「実際に使ってみて、学生の反応はどうですか?」といった質問があり、登壇した3名の教員が丁寧に回答していました。

研究会の最後には、石原良美理学部長が「この機会を活用することで参加者全員が積極的に意見を交換し、よりよい教育を実践してほしい。来年1月ごろに再びFD会を開き、今回の成果を踏まえ、授業に関する新たな情報を提供したいと考えています」と締めくくられました。

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