医学部の浅井さとみ准教授らが新型コロナウイルスの迅速検出装置「GeneSoC®」の実証試験に協力しました

2020年04月24日

医学部医学科の浅井さとみ准教授(基盤診療学系臨床検査学)らが、このほど新型コロナウイルスを迅速に検出できる装置「GeneSoC®(ジーンソック)」の実証試験に協力しました。杏林製薬株式会社と国立研究開発法人産業技術総合研究所が開発した同製品は、迅速・適確・簡便に新型コロナウイルスなどの遺伝子を同定できる小型の超高速遺伝子定量装置です。これまで40分から90分ほどかかっていた検査時間(前処理を除く)を15分程度に短縮できるため、感染症などの迅速検査装置としての利用が期待されていました。今回の実証試験は、3月10日に国が発表した「新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策―第2弾―」を受けてGeneSoC®の早期利用開始を目指し、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)と同社が「先進的医療機器・システム等技術開発事業」に関する委託研究開発契約を締結したことにより進められたものです。本学医学部は、同装置の検査精度に関する実証や操作性を検証するための医療機関(全16機関)の1つに選ばれました。

浅井准教授は医学部付属病院の臨床検査技師4名を含む7名のチームを編成し、万全の感染対策のもと、患者の残検体を用いて同装置の検証試験を実施。3月31日に結果報告を完了しました。浅井准教授は、「迅速にウイルス検査を実施し、陽性反応が出た患者さんをいち早く確認することは、ウイルスの拡散防止のために大変重要です。GeneSoC®については2年前からその有用性に注目し、臨床現場での使用に向けて開発者と意見を交わしてきました。本学を信頼して実証試験を任せていただき、新型コロナウイルスの感染対策に協力できたことを、大変光栄に思っています」と話しています。

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