時代を先取りする農学知識を修得し、生物生産に貢献
生命科学の急速な発展は、生物種を超えた普遍的な生命現象を解明するとともに生物の多様性や生物固有の特性も明らかにし、遺伝子工学、タンパク質工学、細胞工学などのバイオテクノロジーを生み出しました。
その成果は農学分野にも急速な技術革新を促し、生物の有用な機能や未利用資源の開発利用など新たな応用への道を拓いています。農学研究科では、こうした時代の変革を先取りするカリキュラムを編成する一方、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構九州沖縄農業研究センターと連携し、生物生産に密着した研究指導や演習指導を行っています。
農学専攻ニュース
修了生の主な研究テーマ
- 低酸素条件下におけるイネ科作物数種の酸素獲得機構の解析
- 阿蘇地域における⾷糞性コガネムシの多様性に関する研究
- Zoysia属における種間雑種作出および遺伝的多様性評価に関する研究
- ブタの採⾷戦略および認知能⼒に関する研究
- 牛の神経管形成障害における脊髄および脊椎の病態と形態形成に関する研究
- 指尖経皮蛍光測定装置が検出する構造の探索および生活習慣とAGEsスコアの関連性評価
- ⽣活習慣病の予防に資する天然物由来化合物の探索
- Tryptophan由来尿毒症物質Indoxyl Sulfateと関連代謝物による免疫細胞酸化促進作用とその制御に関する研究