食生命科学科の新入生研修会を実施しました

農学部 食生命科学科では、2025年度の新入生を対象とした研修会を、4月12日に実施しました。研修の舞台となったのは、2023年7月にオープンした熊本地震震災ミュージアムKIOKU(旧東海大学阿蘇キャンパス内)と新たな学びの拠点である阿蘇くまもと臨空キャンパスです。

この研修会は、東海大学の一員としての自覚を育み、また、新入生同士が自然に交流できるようにと、毎年入学直後に行っている大切な行事です。
はじめに訪れた震災ミュージアムKIOKUでは、熊本地震の被災当時の状況や、本学農学部が歩んできた復興の歴史について学びました。学生たちは真剣なまなざしで、旧阿蘇キャンパス1号館や、実際の地表地震断層といった震災遺構を見学し、防災の重要性を実感していました。なお、これらの震災遺構は、現在熊本県により整備され一般公開されています。

後半は、2023年4月に開設した本学の阿蘇くまもと臨空キャンパスへ移動。教員紹介や学生同士の自己紹介を通して打ち解け合い、キャンパス内を散策しながら、学びの場となる施設や設備について理解を深めました。

参加した新入生からは「これからの大学生活が楽しみ!」といった声が聞かれ、希望に満ちた表情が印象的でした。食や生命に関わる分野での学びを通じて、未来に向かって成長していく新入生のこれからがとても楽しみです。

▼熊本地震震災ミュージアム KIOKU
https://kumamotojishin-museum.com/kioku/