農学部 食生命科学科では、2年次生を対象とした「食品加工基礎実習」を、阿蘇くまもと臨空キャンパスの食品加工教育実習棟で実施しています。

本実習は、将来、食品製造や加工の現場で活躍できる人材を育成することを目的としており、2年次から本格的な食品加工を体験するカリキュラムとして位置づけられています。
5月13日と20日、26日と6月3日の各2日間にわたり、学生らは2つのグループに分かれて、ボロニアソーセージとウインナーソーセージの製造に取り組んでいます。本実習では、原料肉の整形、塩漬・熟成、肉挽き、混合、充填、乾燥・燻煙、湯煮・蒸煮、冷却・包装といった一連の工程を実践しながら学ぶことができます。
また、発色剤、酸化防止剤、調味料、結着補助剤などの添加物の役割や、衛生管理、製品の安全性に関する知識について学びを深めています。
学生たちは、身近な食品がどのように加工されて製品になるのかを実感しながら、衛生的で安全な、美味しい食品づくりへの理解を高めています。
農学部食生命科学科では、こうした実践的な学びを通して、食品製造や衛生・品質管理の分野で活躍できる人材の育成に引き続き力を注いでいきます。








