農学部 食生命科学科「食の科学」授業で食品表示ウォッチャー講習会を開催

食生命科学科では11月6日に、熊本県くらしの安全推進課の髙濱郁葉氏を講師に迎え、「熊本県食品表示ウォッチャー講習会」を開催しました。
本講習会は「食の科学(担当教員:安田伸)」の講義を履修する学生に加え、他学科の学生や教職員も受講できるように実施し、多くの方が参加しました。

熊本県食品表示ウォッチャーとは

熊本県食品表示ウォッチャーは、県内の販売店で食品表示の適正を確認し、消費者が安全に食品を選べるよう支援するボランティア制度です。熊本県くらしの安全推進課が、食品表示に関する正しい知識を普及する取り組みの一つとして実施しており、本学でも毎年講習会を行っています。

食品表示を正しく理解する

食品表示には、名称、原材料、原産国・地域、消費・賞味期限、アレルギー表示など、食品表示法に基づいた多くの情報が示されています。受講した学生たちは、生鮮食品と加工食品で表示内容に違いがあることや、その記載ルールと背景となる制度について理解を深めました。講習を通じ、消費者として適切に商品を選ぶ力が身につくとともに、食品関連産業を目指す学生にとって基礎的な知識を得る貴重な学習機会となりました。

地域と連携する教育

農学部では「食」「生命」「環境」「社会」をキーワードに、地域と連携した実践的な教育を推進しています。今回の官学連携による講習会は、「食」に関する学びが社会と結びつく機会となり、今後も教育・研究の充実につながる取り組みを進めていきます。

▼過去に開催した様子
2024年度2023年度

▼参照:熊本県 くらしの安全推進課HP(食品表示ウォッチャーを募集します!2025.8.25更新)
https://www.pref.kumamoto.jp/site/shoku/229325.html