デザイン文化学科の学生が「当別町PRデザイン」の最優秀賞に選ばれました

国際文化学部デザイン文化学科2年次生の小島渚さんが、このほど行われた「当別町PRデザイン」コンペティションで最優秀賞を受賞しました。このコンペは、今年秋ごろにオープンを予定している北海道当別町の「道の駅」をPRするデザインを募集するもの。受賞作品は来訪記念スタンプや、町内イベントなどでの広報素材として使用される計画となっています。本学からは、本学科が開講している「グラフィックデザインA」の課題として約20名の学生が応募し、一般公募も含む中から見事選出されました。また、本学科2年次生の関夏美さんと小林茜莉さんも優秀賞を受賞しています。 小島さんの作品には、道の駅の完成予想イラストと当別町のマスコット「とべのすけ」が描かれ、当別町がスウェーデンのレクサンド市と姉妹都市であることから、自然をモチーフに温かみのある「北欧デザイン」も盛り込まれています。小島さんは、「緑の丘と遠近感のある道で当別町の広大な自然を表現し、その道の先にいる『とべのすけ』はあえて下から顔を出しているように描くことで、歓迎しているようなイメージにしました」と解説。また、最優秀賞の受賞について、「表彰式で当別町の方から、“当別町の役場で働く職員同士で話し合った結果、小島さんの作品がいちばん町のPRになると思って選びました”と言っていただけてとてもうれしかった」と話しました。 授業を担当する石塚耕一教授は、「小島さんの作品は、授業で習得したグラフィックデザイン用のソフトウエアを使いこなし、シンプルながらも当別町らしさを表現できていました。今後もデザインのスキル向上に努めるとともに、積極的にさまざまな活動に挑戦してもらいたい」と語っています。

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