Sunflowerが伊勢原高校と連携してカンボジアの小学校に靴などを送りました

湘南キャンパスで活動する東海大学スチューデントアチーブメントセンターチャレンジプロジェクトSunflowerが、3月24日に神奈川県立伊勢原高校と連携して、カンボジアの小学校「サムバットスクール」に上履きや運動靴、メッセージカードなどを贈りました。本プロジェクトでは、カンボジアの子どもたちを対象とした教育ボランティア活動に取り組んでいるほか、日本国内でも、カンボジアの文化や現状を伝える講演会を開催しており、小田急線・東海大学前駅や海老名駅などで募金活動も行っています。2020年度は新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、例年のような対面での活動ができない中で、11月に国際教育センター(現・語学教育センター)が開いた「バーチャル国際フェア」への出展やメンバー内でオンライン勉強会などを開いていました。

今回の取り組みは、プロジェクトメンバーの高橋穂志さん(文化社会学部アジア学科4年次生)が以前から交流のあった伊勢原高校3年生のアカンド・ユキさん(現・教養学部国際学科1年次生)から「卒業後に学内履きを捨ててしまうのがもったいないので、どこかに寄付をしたい」と相談を受けたことがきっかけ。高橋さんらプロジェクトメンバーは、ボランティア活動を通して交流のあったサムバットスクールへの寄付を提案し、活動が始まりました。新型コロナ禍で、プロジェクトメンバーが伊勢原高を訪問して活動することができませんでしたが、アカンドさんら生徒たちが校内放送で上履きや運動靴と文房具など寄付の呼びかけ、洗濯や段ボール詰めなどを行いました。Sunflowerのメンバーたちも自宅などで同高から寄せられたメッセージカードの翻訳や現地の小学校とのやりとりに協力しました。

4月12日物資を受け取ったサムバットスクールからは、お礼のメッセージと子どもたちの喜ぶ写真が届き、高橋さんは、「20年度はコロナ禍で思うように活動できず、無力さを感じることもありましたが、今まで築いてきたネットワークを生かしてカンボジアの子どもたちに喜んでもらえるような活動ができてよかった。あらためて人と人とのつながりの大切さを感じることができました」と語り、アカンドさんは「高校生活最後のいい思い出になりました。コロナが収束したら、またボランティア活動をしたい」と笑顔で語っています。