「第13回湘南国際マラソン」で給水ボランティアを務めました

健康学部健康マネジメント学科の学生と教員が、12月2日に西湘バイパス大磯西ICから大磯プリンスホテルまでのコースで開催された「第13回湘南国際マラソン」で給水ボランティアを務めました。健康を多面的にとらえるために学生がキャンパス周辺地域の問題を発見し、解決の道筋を考察して実践していく選択科目「フィールドワークA」の一環で行ったものです。1年次生23名が参加しました。

学生たちはまず、前日の12月1日に行われた事前イベントに参加し、活動場所の視察をしたほか、42.195mを走ったタイムでフルマラソンのタイムが算出される「1000分の1マラソン」や、走る前に取り組むべき身体のケアの方法などを体験しました。マラソン当日は、朝6時45分にスタート地点に集合し、ウオーミングアップをする選手やスタート地点に向かう選手に水を手渡すボランティアを担当。その後、第11給水の大磯港IC入口に移動し、給水テーブルに水やスポーツドリンクなどを置く作業を手伝ったほか、湘南地域の名産品を振る舞う「HAPPY給水」では、どら焼きやカップに入ったしらすなどを配りました。

中学、高校と陸上競技長距離種目の選手だった髙橋里沙さんは、「当時は支えてもらう側だったので、今回は選手を支える体験をしたいと思い、このプロジェクトを選びました。スタート前の給水では、最初はなかなか足を止めてくれなかったのですが、目を見て渡すことを意識すると受け取ってもらえるようになりました。自分が選手だったときに声援が力になったことを思い出し、”頑張れ””いいぞ!”と声をかけるとガッツポーズを見せてくれる人もいてうれしかったです」と話します。中澤俊哉さんは、「健康志向が高まり、マラソンがブームになっているというニュースをよく目にするので、実際に自分の目で見て体験してみたいと思い参加しました。マラソンは健康づくりに役立つだけでなく、多くのランナーや観客が集まることで地域活性化にもつながると感じました」と振り返りました。

学生たちの指導に当たる西垣景太准教授は、「スタート前の給水所では、最初のうちは水をもらいに来る人が少ない時間もありましたが、学生たち自身がどうしたらいいのかを考え、行動していて、とても頼もしく感じました。ランナー、ボランティア、地域住民など、さまざまな視点で今回の活動を振り返り、活動を通して得た気づきを健康学部の学びと結びつけて今後につなげてほしい」と語りました。

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