「健康はだの21フェスティバル2019」に協力しました

健康学部健康マネジメント学科の学生と教員が、10月5日に秦野市立本町公民館で開かれた「健康はだの21フェスティバル2019」に協力しました。同市は2002年から「壮年期死亡を減少させ、健康寿命の延伸を図り、生活の質を向上させる」ことを総合目標とする「健康はだの21」を策定し、栄養・運動・休養を中心とした健康づくり事業、生活習慣病を見直す場の提供などに取り組んでいます。今回の催しもその一環で開かれたもので、本学部は昨年に続いて参加しました。

当日は、本学科の石井直明教授が未病改善講演会の講師を務め、「カラダ美人のつくり方」をテーマに約80名の参加者を前に自身の研究成果を交えながら健康に長生きするためのポイントを解説。肌のアンチエイジングについて、皮膚の構造や細胞の生理的老化の事例などを紹介し、「皮膚の老化を促進させる紫外線は大敵ですが、カルシウムの吸収に必要なビタミンDを合成するためには太陽光が必要です」と話しました。さらに、生活習慣によって老化速度に個人差があることや、脂質の取りすぎや食べすぎによる肥満は生活習慣病の原因になることなどにも触れ、「いつまでも美しく元気で過ごしたいという願いを阻むのが生活習慣病です。悪い生活習慣は美だけでなく元気も奪い、病気を呼びます」と強調。身体が必要としている栄養素を満たす食事と運動の大切さや、砂糖や塩、カロリーの過剰摂取は病気につながるといった例も紹介しました。

また、健康と病気の間にある“未病”を改善するためには健康状態や体力のチェックが大切になることから会場に設置された「カラダ見える化コーナー」の運営も本学部の学生10名と柴田健雄講師ら教員が担当。来場者63名の「体組成」「骨密度」「血圧」「脚力とバランス」を測定し、測定後には秦野市の保健師が一人ひとりに結果と対策をアドバイスしました。

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