国際文化学部デザイン文化学科の学生4名が1月10日に札幌市市民交流プラザSCARTS(スカーツ)で開かれた、SMF(sapporoメディアアートフォーラム)主催「コトバワークショップ」に参加。札幌で活躍するコピーライターの講師らからの指導を受けて「リクルートスーツを考え直す」をテーマにコピーを制作し、最終投票で相互審査、講師審査とも高橋亮子さん(4年次生)のコピー2本が総合優勝に選ばれました。
コトバワークショップは、札幌を「コトバ化」することが目的のイベントで、今年度は11月の開催が予定されていましたが、コロナ禍の状況に鑑み1月に延期。間際まで開催可否が検討され、感染症拡大防止の対策を徹底して実施が決定しました。当日は、札幌市内を中心としたメディア系、クリエィティブ系の大学に所属する学生をはじめ、北海道大学獣医学部の女子学生ら24名が参加。事前に所属大学が分かれるようにグルーピングされたチームでコピーライティングに取り組みました。本学科からは、高橋さん、佐藤花季さん(4年次生)、角田詩央音さん(3年次生)、村上綾菜さん(同)が挑戦しました。
プログラムでは、コピーの秘訣など簡単なレクチャーに続いて、ウォーミングアップとして「図書館をもっと利用してもらうためのコピー」を制作。本題の「リクルートスーツを考え直す」では、各チームでブレーンストーミングを行ったり、一人で集中して考えたりとそれぞれがアイデアを絞り出し、最終プレゼンへと臨みました。高橋さんは「着こなせないまま着なくなった。」「ヒールなんかでつまずきたくない。」の2本を提出。見事に総合優勝となりました。高橋さんは、「今年で3回目の参加となりましたが、毎年自分にはない多角的な視点から生まれる言葉選びや作品に、たくさんの刺激を受けています。他の大学や専攻の学生とともに学び、交流できる貴重な機会となりました。また、一人ひとりにプロのコピーライターの講師方が指導やアドバイスをしていただける機会はなかなかないと思います。デザインの分野やコピーライティングに興味のある方はもちろん、専攻が違う学生でも楽しめる催しだと感じています」と話しています。