法学部では4月から5月にかけて「総合情報センターガイダンス」と題して、1年次生に向けた情報処理に関するガイダンスを一部ゼミ単位で行っています。コンピューターに関連した教育・研究支援や教育事務支援を目的とする同センターのサービスについて紹介し、コンピューター室などの施設の効果的な利用を促すことで、キャンパスライフや学習に役立ててもらうことを目的としています。
5月9日のガイダンスでは、同センターのスタッフが情報環境を利用する上での規則を説明したうえで、情報環境の概略やシステム、キャンパスライフエンジンの活用方法、授業支援システム、コンピューター室の利用方法などを紹介。さらに大学が学生に付与したメールアドレスへのログインやパスワード、スマートフォンへの転送方法などを解説した後に、学生たちが実際にパソコンを操作しました。最後に「パスワードやユーザー名の管理には十分注意することです。またSNSへの投稿の際には、個人情報を守るだけでなく、就職活動などにも影響する可能性があることまで考えなくてはいけません。何か分からないことがあれば、総合情報センターの窓口に相談してください」とアドバイスしました。
最後に玉巻弘光教授が「情報環境は便利ですが、常に危険が伴います。個人情報を守るだけでなく他人の利権を侵害しないためにも、セキュリティーの保護には日々配慮してください」と指導しました。学生たちは、「大学の情報環境が期待以上に整っているのに驚きました。授業の予習などにも活用できて便利なので積極的に利用していきたい」「SNSのセキュリティーには注意していますが、あらためて緊張して使わなくてはいけないと思いました」と話していました。