医学部医学科と看護学科では6月20日に伊勢原キャンパスで、事前申込制による対面型とオンライン型を併用したハイブリッド方式の「2021年度第1回オープンキャンパス」を開催しました。新型コロナウイルス感染症対策のため、対面型の会場では検温と手指消毒、マスク着用、三密回避を徹底。教職員による「学科説明&入試説明」と学生による「バーチャルキャンパスツアー」「学生Live Show」をライブ配信したほか、対面型で学生とのフリートークや教職員による個別相談などを実施し、高校生ら148名が参加しました。
1号館講堂で実施した医学科の「学科説明&入試説明」では、少人数で能動的に学ぶ問題解決型学習や最先端の医療を提供している医学部付属病院でのクリニカルクラークシップ(診療参加型臨床実習)、多彩な海外留学・海外研修制度といった、人間性豊かな「良医」を育成するための教育について、入試・広報担当者が紹介。2022年度の各種入学試験制度の概要や近年の志願者・合格者数の動向、奨学金制度についても説明しました。続いて、医学部医学科外科学系形成外科学領域の教員が、「医師の仕事とは」をテーマに臨床や研究に取り組む日々について語りました。図書館にブースを設置して実施した「医学科生とフリートーク」「入学アドバイザーと個別相談」では学生と職員が、入試対策やオンライン授業、臨床実習、学生生活などに関する質問や相談に応じました。
看護学科の「学科説明&入試説明」は松前記念講堂で実施。科学的・論理的思考と適切な看護技術の体得、多職種連携によるチーム医療の実践といった教育目標をはじめ、取得できる資格やハワイ、デンマーク、アメリカ(メイヨクリニック)での海外研修制度、卒業後の進路、各種入学試験制度、奨学金制度などについて学科長が説明しました。3号館の看護実習室にブースを設置して実施した「看護師とのフリートーク」「教員と個別相談」「看護学科生とフリートーク」では、新型コロナウイルス感染症対策や仕事のやりがい、入試対策、演習や実習などについて参加者が熱心に質問する姿が見られました。「演習見学」の企画では、実習室を使用して教員と学生がベビー人形を用いた小児看護の模擬演習を行い、多くの参加者が訪れていました。
医学科に参加した高校生は、「受験勉強から面接対策まで、複数の先輩から具体的なアドバイスをいただき参考になりました。活気に満ちた雰囲気を感じました」とコメント。看護学科に参加した高校生は、「先生方も先輩もフレンドリーで温かく、安心して相談できました」と話していました。また、保護者からは、「コロナ禍でも感染対策を徹底して可能な限り対面による講義を行い、オンラインでも効果的な講義を工夫していることがわかりました。教職員の皆さんから教育に対する熱意が伝わってきました」といった声が聞かれました。
なお、今後のオープンキャンパスは以下の日程で開催します。
7月18日(日)
8月21日(土)
8月22日(日)
詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.u-tokai.ac.jp/news-notice/43888/