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野坂 俊弥 教授
のさか としや
所属 体育学部 生涯スポーツ学科
学位
博士(スポーツ医学)
研究分野
健康科学/スポーツ医学/運動生理学
キーワード
#運動習慣 #身体活動・運動 #動脈 #伸展性 #動脈硬化
動脈の伸展性におよぼす身体活動・運動の効果
運動習慣のある人は、動脈が柔らかい
動脈の伸展性(柔らかさ)は加齢とともに低下し、高齢になると動脈硬化になる危険性が増大します。動脈硬化が進行すると、高血圧や虚血性心疾患、脳卒中などの生活習慣病が発症しやすくなることが示されています。
運動やスポーツを習慣的に実践している人は、運動習慣のない人に比べて、より柔らかい動脈を持っていることが示されています。そのようなことから、運動習慣のある人は生活習慣病にかかりにくい可能性が期待できるかもしれません。
身体活動・運動を実践すると動脈が柔らかくなる
加齢とともに動脈の硬さは増しますが、諦める必要はありません。というのは、運動習慣をつけることによって、低下した動脈の伸展性がある程度回復する可能性が期待できるからです。また、習慣的に実践する運動も、あまり激しいものではなく、有酸素運動(エアロビクス)のような適度な運動やストレッチのような軽い運動でも効果的なのです。
野坂先生が注力しているSDGs
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