政治経済学部経営学科では10月26日にオンラインで、トレイルランナーの上田瑠偉選手(レッドブル・アスリート)による特別講演会を開催しました。本学科4年次生の伊藤海鳳さんがレッドブル・ジャパン株式会社で行っているインターンシップの一環で企画したもので、学生約130名が参加しました。
上田選手はまず、登山道や林道(トレイル)などを走るトレイルランに挑戦するようになった経緯や競技の魅力を紹介。「自らの才能を発見し、自らのレールを切り拓いていく楽しさがあるのがトレイルランです。マネジメント能力が求められる現代社会でも通用する力が養われるので、自分を磨いていくためにも有効だと思う」と語りました。また、プロのアスリートとして活動するためには、自らの実績を企業に説明しパートナーを探していく必要があったことなどに触れ、「世界のトップアスリートを数多く支援しているレッドブルのロゴをつけて大会に参加している以上、他のランナーには負けられないという使命感がある。そのことが、結果への原動力にもなっている」と語りました。そのうえで、自らの目標を実現する工夫の一つとして目標達成シート「マンダラート」を取り入れていることを紹介。「日本のエースとして活躍し続けることで、若い世代が活躍できる道筋をつくりたい。学生さんの皆さんには、自分自身の特徴や性格に合っていて、自分の成長につながる目標を立てて一歩ずつ歩むことを心がけてほしいと思います。そうした考え方はきっと、社会に出てからも役立つはずです」と激励しました。