経済学科の山本教授のゼミが「環境経済・政策インターゼミナール」に参加しました

政治経済学部経済学科山本雅資教授のゼミが昨年12月10日に、湘南校舎で開催された「環境経済・政策インターゼミナール」に参加しました。青山学院大学、大阪経済大学、成蹊大学、立教大学、東海大学の環境経済学を専門とするゼミによる合同の論文報告会で、今年度は本学がホスト校を務めました。
5大学から約80名が参加した当日は、11の論文が報告されました。山本教授のゼミは「ゴミ箱への介入がもたらす環境意識への影響」と題して発表。事前に湘南校舎で実施した、PETボトルを捨てる際にキャップやラベルを剥がして分別してもらうための実験結果について報告しました。具体的には、東海大学の育成する4つの力のキャラクター「リッキー」を活用したポスターを掲示した場合と、少しの仕掛けにより人の行動変容を促す行動経済学の一つ「ナッジ」を活用し、PETボトルの蓋を使った投票ができる仕組みを活用した実験結果を比較しました。
山本教授は、「各グループの報告後には大変活発な質疑応答が行われ、参加した学生にとっては貴重な経験となりました」と話していました。