1年次生対象の「モチベーション・セミナー」を開講しています

政治経済学部経済学科では、1年次生を対象に今春セメスターで「モチベーション・セミナー」を開講しています。初年次教育の一環として、学生たちが自らのやりたいことをしっかりと見つめ、高い意欲を持って大学生活を送るための一助とすることが目的です。ノートの取り方やプレゼンテーションの方法など大学生活の基礎を身につけるとともに、専門分野の基礎知識を学ぶ経済学科の導入科目「現代経済入門1」の時間を利用しています。

6月8日には、キャリアコンサルタントの西村明希子氏(Career-A主宰)を講師に迎え、キャリアデザインについての授業を行いました。これまでの時代は経歴や資格といった「外から見えるキャリア」が注目されてきましたが、10年ほど前からその定義が変わってきたと説明。現在では人生のすべてを含む「内的なキャリア」が重要になっていると語り、「目標はそれぞれ違ってよいが、納得のいく人生を送る上で大学の4年間をどのように過ごすかを考えてください」とアドバイスしました。その上で社会人に求められるスキルと大学生活に必要なコミュニケーション力を話し合うグループワークも行いました。その上で、西村氏から効果的なプレゼンテーションの方法について説明を受け、グループの代表が話し合った結果について発表して互いの成果を共有しました。

学生たちは、「自分で考えて実際に結果をまとめる過程で、社会人に必要なスキルが明確になりました。これまでは自分からしっかりと考えたことがなかったので、とても参考になりました」「キャリアという言葉から資格というイメージを持っていましたが、大学時代には勉強以外にもたくさんのことを経験しておいたほうがよいことがわかりました」「プレゼンテーションの方法を学んだことがなかったので、とても勉強になりました」と感想を語っていました。

なお、政治学科では5月12日、経営学科では5月16日と23日の2回に、同様の形式でセミナーを実施しました。

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