政治経済学部では2月13、14日に湘南キャンパスで、3年次生を対象とした就職支援講座「解禁直前 就職支援セミナー」を実施しました。企業の採用活動が本格的に解禁されるのを前に、エントリーシートの書き方から面接の受け方まで一連の流れについて実践的に学び、内定獲得に活かしてもらおうと、紀伊國屋書店の協力を得て毎年開講しているもので、政治学科、経済学科、経営学科から希望者約40名が受講しました。
開講時には、昨年度にこの講座を受講して内定を獲得した4年次生が登壇。4年次生は、「この講座は、就職活動の専門家から具体的な内容を学べる貴重な機会。しっかり勉強して内定獲得につなげてください」と激励しました。続いて、企業で採用を担当した経験を持つNKS能力開発センターの講師が自己分析の進め方やエントリーシートの書き方について講義し、学生たちは実際にエントリーシートの作成に臨みました。14日には、前日に作成したエントリーシートをもとに、企業の採用試験で広く用いられている集団面接と個別面接の実習に挑戦しました。学生たちは、面接官役と評定担当者役、学生役を順に担当しながら、自己PRから志望動機、学生時代に頑張ったことなどを質問する一連の流れを体験。面接官役はエントリーシートを読んだ後、想定問答集をもとに質問し、学生が受け答えした後、講師と評定役の学生を交えて互いの良かった点と改善点を講評し合いました。
学生たちは、「就職活動が本格化を迎える直前のこの時期に、本番さながらの緊張感と雰囲気を経験できたのがなによりよかった。少人数の講座なので、講師の先生からしっかり指導を受けられるのも魅力だと思います」「講義を聞くだけの講座だと『分かったつもり』になってしまいがちですが、実際にエントリーシートを書いたり、面接を受けたりしたことで、やるべきことへの理解が深まりました。また、他学科の学生と一緒に受講する中で、学科ごとの考え方の違いが明確になり自分が学んできた内容の強みも明確になりました」と感想を語っていました。