「政治経済学部学生と卒業生との交流会」を開催しました

政治経済学部では本学部同窓会とともに2月25日に東京・霞が関の東海大学校友会館で、「政治経済学部学生と卒業生との交流会」を開催しました。これは本学部の卒業生が、在学生に就職活動や仕事について役立つ情報を伝えることで、学生の職業観を醸成することを目的として、キャリア就職センターの協力を得て2013年度から開いているものです。金融や鉄道、行政など幅広い分野で活躍する卒業生ら30名が、参加した31名の学生と懇談しました。

当日はまず、本学部の前田成東学部長が「学部同窓会やキャリア就職センターのご協力で、幅広い分野で働く卒業生の方たちにお集まりいただきました。学生の皆さんは、この機会に志望する業界以外の仕事に関するお話も聞いて、視野を広げるとともに将来に活かしてください」とあいさつ。続いて、政治経済学部同窓会の鈴木雄一会長が、「同窓会として学生の皆さんを支援したいと、このイベントを実施しています。4回目の開催を迎え、徐々に参加者も増えています。在学中にこの会に参加した方が社会人として戻ってきて、今後はアドバイスする方に回っており、この循環が大切です。今回参加した学生の皆さん今度は卒業してからこの会に足を運び、後輩たちをバックアップしてくれることを期待しています」と語りました。

その後、学生たちはグループに分かれ、卒業生から仕事内容や就職活動中の心構えなどについて話を聞きました。会場では卒業生に、「面接ではどのようなことを聞いていますか」「どのような準備をしたことが内定につながりましたか」など、メモを取りながら熱心に質問する学生の姿が見られました。合間には企業の人事部などで活躍した同窓生が全員に向けて面接に臨む際の心構えなどをアドバイスしたほか、山田清志学長も飛び入りで登壇し、学生たちを激励しました。

閉会のあいさつに立った同同窓会の押田良光参与は、「私たち同窓生は卒業後も母校に誇りをもって歩んできました。先輩たちは誰しもが皆さんの役に立ちたいと思っています。今後も遠慮なく相談してください」とメッセージを送りました。参加した学生からは、「履歴書の書き方や試験対策など、就職活動に向けてさまざまな知識を得たいと参加しました。金融関係の企業を志望しているのですが、そういった業界からも多くの卒業生の方が参加していて、大変参考になるお話を聞けました」「企業研究の方法や同業他社との比較など、就職活動を経験された社会人ならではの情報を得ることができました。学部や同窓会でこのような機会を提供してくださって、大変ありがたく感じています」「社会人になった知り合いの先輩もいますが、メールや電話では聞きにくい話も多く、面と向かって質問でき、さらに気さくに答えていただけました。期待通りのイベントです」といった声が聞かれました。

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