大学院理学研究科数理科学専攻の修士論文公聴会を開催しました

大学院理学研究科数理科学専攻の修士論文公聴会を2月3日に、湘南キャンパス18号館のサイエンスフォーラムで開催しました。本専攻の教員や大学院生、学生の前で発表することで、学びの成果を再確認するとともに、修士課程における論文審査要件の一つとして毎年実施しています。今回は数学コース4名と情報数理学コース1名の大学院生計5名が発表し、教員と学生約30名が聴講しました。

各院生は、25分の持ち時間でそれぞれの研究成果についてスライドを使いながら発表。コンビニチェーンのPOSデータを統計的に解析し,商品の売り上げ動向の特徴を把握する研究,平塚市が公表しているオープンデータを用いて,大規模災害時に必要となる避難所の適正配置を求める研究,億単位のステップ数が必要となるような大規模計算の効率化のための並列計算に関する研究などについてプレゼンテーションし、教員からの質疑応答に答えました。院生たちは、「論文にまとめるだけでなく、他の専門分野の先生や学生に理解してもらえるよう資料を作ることで、自分の研究を振り返り、完成度をさらに高められました」「他分野の先生から多角的な意見が聞けるのはもちろん、直接ディスカッションできたことで、助言の意図を深く理解できました」「論文ではうまくいった結果しか伝えられませんが、口頭での発表では研究中の失敗談や苦労を交えて紹介できるのがよいと思う」と話していました。

また、大学院での経験について、「2年間未解明の問題の解決を目指して一つの課題にじっくり取り組む中で、既存の理論を使いながら手順を踏んで考える力がついた」「専門的なデータ解析技術を学ぶとともに、統計学が社会の中でどのように生かされているのか実感できた。学会で発表したことも財産になりました」と成果を語っていました。

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