東海大学看護研究会が「第7回学術集会」を開催しました

2017年10月06日

9月24日に伊勢原キャンパスで、東海大学看護研究会の「第7回学術集会」を開催しました。本研究会は、学校法人東海大学の看護教育機関(健康科学部看護学科、医療技術短期大学)と、卒業生の多くが勤務する医学部付属4病院(付属病院、東京病院、大磯病院、八王子病院)、看護師キャリア支援センターの看護職者が、連携の促進と学園全体の看護の質向上を図るために創設し、2011年7月に第1回を実施して以降、毎年1回学術集会を開いています。今回は医療短大が事務局を務め、「その人らしさを大切にする看護の創造~『幸せの国』デンマークの看護に学ぶ~」をテーマに研究発表や基調講演、シンポジウムなどを実施。本学の今井裕副学長(医療・健康担当)、医療短大の灰田宗孝学長、沓澤智子健康科学部長ほか多数を来賓に迎え、同研究会のメンバーをはじめ、近隣の医療機関の看護職者や看護学生ら約330名が参加しました。

はじめに、大会長を務めた医療短大の中田芳子教授が、「今年はデンマークと日本の国交樹立150周年、学校法人東海大学建学75周年の記念の年にあたります。今日は、基調講演やシンポジウムを通じてデンマークの看護について学ぶとともに、さまざまな視点から看護について語り合いたいと思います」とあいさつしました。基調講演では、同短大が学術交流協定を締結しているデンマーク・VIAユニバーシティーカレッジのベギーテ・ヒンスガウル氏が、「デンマークの看護教育と看護の現状」をテーマに講演。看護教育制度や在宅医療への取り組み、看護師の労働環境などについて紹介し、「近年は、患者の意見や考えを尊重して医療ケアに採り入れることが重視されつつあり、大きな研究テーマとなっています」と語りました。

研究発表は口頭とポスターで11テーマについて実施。健康科学部看護学科からは、荻野夏子講師が「精神科入院患者における身体合併症の現状調査」と題して口頭発表しました。このほか3号館のロビーでは、5月4日にデンマークにある東海大学ヨーロッパ学術センターで、医療短大の教員と同カレッジの教員らにより本会のプレイベントとして開催されたシンポジウム「デンマークと日本の看護教育制度と看護の現状」の様子を映像で紹介しました。

「その人らしさを大切にする看護」と題したシンポジウムでは、株式会社マザー湘南の塚田桂子氏、衣笠病院ホスピスの谷村美希氏、デンマーク・フレデリクスベア病院の菅野瑠玲香氏の3名の看護師と、本学科の庄村雅子准教授がシンポジストとして登壇。医療短大の渕田明子教授を座長に、一人ひとりを尊重する看護のあり方について意見を交わしました。最後に中田教授が、「ヨーロッパ学術センターの職員をはじめ、協力してくださった皆さんに感謝します。本日の学びを今後の看護実践や教育、研究に生かしてください」とあいさつ。来年度の事務局を担当する医学部付属病院の横田弘子副院長が、「来年度も充実した学術集会を開催したいと思います」と閉会の言葉を述べました。

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