学生が取材した戦争体験インタビューを「平和のつどい」で上映しました

文学部広報メディア学科の水島久光教授のゼミ学生が取材した戦争体験インタビューの映像が、8月23日に伊勢原市民文化会館小ホールで上映されました。「第29回平和のつどい~語り継ごう平和の尊さを~」(主催:伊勢原市)のプログラムの一つとして実施されたもので、会場には市内の住民や小・中学生などを中心に約300名が集まりました。水島教授のゼミでは同市と本学との包括的な提携に基づく協働事業の一環として、今年1月から市内在住の戦争体験者6名に一人1時間半程度のインタビューを実施。その模様を約30分程度の映像にまとめて上映しました。

当日は髙山松太郎市長が、「戦争を体験した方が少なくなってその記憶が薄れる今、平和の尊さを若い世代に語り継ぐことが大切になっています。今回の戦争体験インタビューに協力していただいた水島教授と学生、そして取材を引き受けてくれた戦争体験者の方々に心から感謝申し上げます」とあいさつ。その後、市内の中学生を対象にした「中学生平和作文」表彰式と、「中学生ヒロシマ平和の旅」体験発表に続いて、戦争体験インタビューを上映しました。

上映に先立ち学生たちを指導した水島教授が、「今回のインタビューについては、2つのことに特に留意して実施しました。一つ目は、あの戦争を遠い過去のこととしてではなく、私たちが生きる現代につながっている時間の流れの中でとらえること。そして二つ目は、戦争を特別な、非日常的な悲惨な出来事としてではなく、日常生活の中に埋め込まれたものとして、そこに流れる水脈をとらえることです。映像を通じて皆さんが感じたことをぜひ共有し、来るべき社会の問題とともに語り継いでいけたらと考えています」と来場者に語りかけました。

その後の上映では、終戦の日の記憶や疎開先となった当時の伊勢原市の様子、輸送部隊での仕事の模様などを90代から70代までの6名が語る映像を、熱心に見つめる来場者の姿が見られました。学生たちが取材した戦争体験者の声と映像は今後、同市の公式ホームページなどで公開される予定です。

なお、この日の催しの中で行われた「中学生ヒロシマ平和の旅」体験発表では、市内の中学生8名が8月5、6日に広島を訪問して平和について学んだ姿を、本学科の「メディアプロジェクト」に所属する学生が撮影・編集したドキュメンタリー番組「伊勢原の中学生がヒロシマで学んだこと」も上映されました。

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