アジア文明学科の新入生が在日エジプト・アラブ共和国大使館・総領事館を訪問しました

文学部アジア文明学科では、4月6日の新入生研修会で駐日エジプト・アラブ共和国大使館・総領事館を訪問しました。本学科の学生が中心となって結成しているチャレンジセンター・ユニークプロジェクト「Egyptian Project」の活動や、本学が有する「古代エジプト及び中近東コレクション」の整理や研究で大使館と連携していることから、イスマイル・カイラット大使閣下の特別の計らいで実現したものです。

65名の学生たちはカイラット閣下をはじめ、大勢の大使館スタッフから歓迎の出迎えを受ける中、緊張した面持ちで入場。まずはカイラット閣下から歓迎の言葉として、日本政府の協力によって整備が進められている「大エジプト博物館」やエジプトの優秀な若者を日本の大学生受け入れる「エジプト・日本教育パートナーシップ(EJEP)」など、両国の友好関係の広がりが紹介されました。その後、文化・教育担当のハーネム・アフマド博士がエジプトの古代文明について日本語で紹介。最後にはターメル・マンドゥーハ参事官が現在の観光事情などについて話しました。

学生たちは、「エジプトに対しての知識や理解が決して十分とは言えませんでしたが、大使閣下をはじめとする皆さんの話を聞き、イメージしていたよりもずっとスケールの大きな国だと感じました」「古代エジプトと現代の我々では時間のとらえ方が違う。そこがとても興味深く、研究したいと思いました」「エジプト人外交官が自国のことを詳しく紹介する姿を見て、果たして自分は日本のことを理解していて、外国の人々に伝えられるのだろうかと自問してしまいました。これからアジア文明学科でしっかりと学んで、外国に出ても胸を張って自国のことを紹介できるようになりたい」と大学生活の抱負を語っていました。

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