「シロウオの観察会」を開催しました

海洋学部では3月3日に清水キャンパスと静岡市内を流れる庵原川で「シロウオの観察会」を開催しました。本学と静岡市では包括連携協定に基づいて年3回自然観察会を行っています。今回の催しもその一環として企画したもので、市内の小中学生と保護者42名が参加しました。

当日はまず清水キャンパスで秋山信彦教授が講義。シロウオは体長5cmの魚で、春先に海から川へ遡って産卵することや、石の下などに巣をつくるといった生態について紹介しました。さらに、シロウオをはじめ、魚の子どもはほとんどが透明であると説明し、シラスを干してつくられた「ちりめんじゃこ」を観察しました。その後は庵原川の河口部に移動し、たも網を使って魚を採取。シロウオのほか、ボラの稚魚やシラスウナギなど5種類の魚を採取し、秋山教授が特徴などを解説しました。参加した子どもたちは「石や砂の陰にいたのを捕まえられて楽しかった」と話していました。

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