日本学生支援機構奨学金


大学院修士段階(修士課程・博士前期課程)における「授業料後払い制度」について

2024年4月30日

<制度概要>
2024年度から大学院修士段階(修士課程・博士前期課程)における「授業料後払い制度」(以下、「本制度」という)が創設されます。
本制度は修士課程・博士前期課程進学者で一定の申請資格を満たした方が、利用を申請し認められた場合、各課程修了後の所得に応じて在学中の授業料を後払いする仕組みです。後払いできる授業料は、本人に代わり日本学生支援機構から東海大学に支払われます。
日本学生支援機構第一種奨学金と同様に無利子であり、授業料相当額の「授業料支援金」による支援と、月2万円又は4万円の貸与を受けられる「生活費奨学金」による支援の2本立てで構成されるものです。

※ 本制度は文部科学省による制度検討中のため、内容に変更が生じる可能性があります。
今後の手続きについては詳細等の通知があり次第、当ホームページやTIPS等にてお知らせします。

<対象者>
対象学生種別: 大学院(修士課程・博士前期課程)

<対象条件>
以下の条件をすべて満たす者
  ・2024年度秋学期以降の新規入学者(※)
  ・本人の希望に基づき、在学校を通じて申請を行った者
  ・日本学生支援機構の修士段階を対象とした月額50,000円または88,000円の第一種奨学金と同様の家計基準および学業成績基準を満たす者
  ・過去に貸与を受けた奨学金の返還が延滞中である等、第一種奨学金の貸与を受けられない事由がない者
  ※2024年度春の新規入学者で、本制度を希望される方は、下記問い合わせ先までご連絡ください

<注意事項>
・利用希望者は、まず大学に対し、本制度の「申請書(大学所定の申請用紙)」を提出していただきます。その後、日本学生支援機構に対し、「授業料後払い制度」の申請をする必要があります。なお、申請をしても採用されなかった場合は、別途指定する期限までに猶予された授業料全額を支払う必要があります。
・本制度は貸与であり、大学院修了後に所得に応じて、日本学生支援機構に返還する必要があります。
・後払いできるのは授業料のみであり、上限額は【年776,000円】の予定です。
 上限額を超える授業料、入学金、および諸会費、その他大学から別途請求した費用については入学手続期間内に納入してください。
・本制度を利用する場合、第一種奨学金を利用することはできません。
・保証料の支払い(機関保証への加入)が必須であり、返還額は貸与額と保証料を合わせた金額となります。
・従来の第一種奨学金と同様に、「優れた業績による貸与奨学金返還免除制度」の適用を予定しています。

<入学手続金の費目>
 適用前: 【費目】入学金 + 諸会費 + 授業料 
        ↓
 適用後: 【費目】入学金 + 諸会費 + 授業料の差額 ※
 ※本学の授業料が支援額を上回る場合、差額を納入することが必要となります。
  なお、入学する研究科によっては他の費目を請求することがあります。

<申請方法>
 詳細につきましては、近日中にお知らせをいたします。

<申請期間>
 詳細につきましては、近日中にお知らせをいたします。

<本件に関する問い合わせ>
【奨学金に関すること】
 東海大学学長室(教学担当) 奨学金チーム 
 電話:0463-63-4560(直通)
 E-mail:tokai-scholarship@tokai.ac.jp

【学費・諸会費に関すること】
 東海大学学長室(経理担当) 学費チーム 
 電話:0463-58-1211(代表)
 E-mail:gakuhi@tokai.ac.jp

日本学生支援機構の概要については、奨学金ガイドをご確認ください。