高尾 将幸
タカオ マサユキ
- 准教授
- 学位:博士(体育科学)
基本情報
所属
- 体育学部 / 体育学科
- 体育学研究科 / 体育学専攻
研究内容
スポーツ・メガイベントが地域社会にもたらすインパクトの研究
1964年の東京五輪と2019年のラグビーワールドカップを事例に、スポーツ・メガイベント(SME)が都市空間や地域社会にもたらすインパクトを研究している。SMEは、それが開催される都市空間や地域社会の開発といった文脈と切り結びつつ、人々の暮らしに大きなインパクトをもたらす可能性がある。SME研究は、そうしたインパクトの正負の側面や時間的変化を明らかにするとともに、今後の招致活動に対して情報提供するという重要な役割をもつ。
詳細情報
研究キーワード
- 性的マイノリティ(LGBTQ)
- 月経
- 子育て/躾
- 統治性
- スポーツ・メガイベント
- 健康語り
研究分野
- ライフサイエンス スポーツ科学 スポーツ社会学
委員歴
- 日本スポーツ社会学会 研究委員会委員長
- 日本スポーツ社会学会 日本スポーツ社会学会 理事
- 日本体育・スポーツ・健康学会 応用(領域横断)研究部会委員
- 日本体育・スポーツ・健康学会 体育社会学専門領域評議員
- 日本スポーツ社会学会 理事
論文
性的マイノリティ当事者が組織化する草の根スポーツ活動 : "ゲイバレー"を事例に—Grassroots Sports Activities Organized by Sexual Minorities in Japan : A Case Study of "Gay Volleyball"—特集 スポーツにおける男性性を解体する
スポーツとジェンダーに関する国内の研究動向:「理論・方法」
スポーツ・メガイベントにおけるレガシーに関する研究 : ラグビーワールドカップ2019に着目して
スポーツ・メガイベントとローカル・アイデンティティ : 岩手県釜石市におけるラグビーワールドカップ開催 (特集 メガイベントは都市に何をもたらすのか)
健康政策と身体活動/スポーツ (スポーツ政策とは何か)
「健康」語りの系譜からみた公共性とその現在 (特集 身体をめぐる/を通した統治を考える : 健康・自己・公共性)
正常からリスクへ…… 「健康」語りの現在
TASCサロン 健康の「だらしなさ」をめぐって : 健康寿命の怪しいひびき
オリンピック・パラリンピックの“遺産”を考える
大学が実施する地域貢献事業における「中高齢者の健康づくり余暇活動」に対する"支援と課題" : 健康体力づくり講座 : "Keep Active 2010"を中心に
身体と健康をめぐる政治学の現在:―後期フーコーによる統治性論の射程―
スポーツ研究入門 介護予防施策をめぐる身体の問題
保健体育の授業における試合結果とチーム分けの関係—バレーボールのパフォーマンス発揮の要素に着目して
の政治を再考する視角を求めて--茨城県T市における高齢者健康増進施策の事例から
書籍等出版物
- 地方におけるスポーツ価値実現の実像 (スポーツ政策 2)
- 健康・フィットネスと生涯スポーツ
- 東京オリンピック1964の遺産 成功神話と記憶のはざま
- よくわかるスポーツ文化論
- 「健康」語りと日本社会 : リスクと責任のポリティクス
- 障害者スポーツ論
- 「オリンピックの遺産」の社会学 : 長野オリンピックとその後の十年
- ライフデザイン学
- オリンピックの遺産と地域に与えた影響に関する社会学的研究:長野オリンピック(1998年)を題材として
- 幻の東京オリンピックとその時代 : 戦時期のスポーツ・都市・身体
講演・口頭発表等
- 日本における草の根ゲイバレーボールに関する心理・社会学的研究(1) ― ゲイバレーボール選手のメンタルヘルス ―
- 日本における草の根ゲイバレーボールに関する心理・社会学的研究(2)半構造化インタビューによる探索的アプローチ
- スポーツにおける多様な性と空手道の可能性:スポーツ社会学の視点から
- 前-ヘルスリテラシー時代の保健科教育(応用研究部会「健康福祉研究部会」シンポジウム(課題A))
- The Impacts of the 1964 Summer on a Local Community
- 釜石市におけるラグビー ワールドカップ開催②~ラグビーに関する記憶・経験に基づく分析~
- スポーツ・メガイベントとローカル・アイデンティティ
- オリンピックは地域社会に 何をもたらすのか?: 白馬村の観光産業へのインパクトを中心に
- 「健康」語りの系譜とその現在:「健康」はどのように語られてきたか?
- 「健康」語りに潜むポリティクスを考える
- The Nagano Olympics: Impacts on Local Community
- 正常からリスクへ~「健康」語りの現在~
- The Impacts of the Olympics on Local Community: A Case Study of the Nagano 1998 Winter Games
- <オリンピックの遺産>の社会学:長野オリンピックとその後の10年
- 身体とその『健康』をめぐるポリティクスの現在について
- オリンピック開催地域の現状と課題:オリンピックがもたらした白馬の観光産業へのインパクトとその後
- オリンピックの遺産と地域に与えた影響に関する社会学的研究③:白馬村の観光業を中心に
- 健康・医療政策と身体の政治
- The Politics of “Active Aged” : a case study of a measure of health promotion for aged person
- 高齢者健康増進施策の展開にみる身体の政治性
担当経験のある科目
- 社会調査法
- スポーツ社会学
所属学会
- 日本保健科教育学会
- 日本社会学会
- 日本スポーツとジェンダー学会
- 日本体育・スポーツ・健康学会(旧・日本体育学会)
- 日本スポーツ社会学会
共同研究・競争的資金等の研究課題
スポーツ・メガイベントと「被災地」の表象をめぐる社会学的研究
災害とスポーツ・メガイベントに関する社会学的研究
東京オリンピック(1964年)のメディア経験と開発の記憶に関する歴史社会学的研究
長野オリンピックが地域社会にもたらした「遺産」とその活用をめぐる社会学的研究
国民体育大会が都市空間にもたらした影響に関する歴史社会学的研究
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学長室(広報担当)
Tel. 0463-63-4670(直通)